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カテゴリ:旅
ところで皆さん「厚岸」と言う字を読めましたか? ん、失礼なことを聞くな。確かにそうですね。でも先日、土曜日にいつもお願いしている床屋さんに行ったんですが、厚岸のことはご存知ありませんでした。これは、「あっけし」と読むのですが、このまま変換を押すと、ちゃんと表示してくれるんですよ。
ちなみに、牡蠣の生産について、例によってウィキペディアで調べてみました。 日本の2009年における牡蠣水揚げ量は209200トン。内訳は広島県が105900トンでシェア約50%、宮城県が48100トンでシェア約23%、岡山県が18300トンでシェア約8%、以下岩手県、兵庫県、三重県、北海道、石川県、福岡県、長崎県、香川県、新潟県、愛媛県、京都府…と続いている。広島県は大規模業者が多いのに対し、宮城県は個人での生産が多く、牡蠣生産に携わる漁業関係者は宮城県が一番多い。また、同年の輸入量は14,892トンであり、輸入量の93%を韓国からのものが占めていた。 日本全国の主な産地は次の通り。これらの産地ではシーズンを迎えると、観光客向けの大規模なツアーやイベントを企画したりして、観光振興に一役買っている。 北海道(サロマ湖畔、厚岸町、知内町) 岩手県(山田湾、大船渡湾) 宮城県(牡鹿半島、松島沿岸) 新潟県(加茂湖、真野湾) 石川県(能登半島) 三重県(鳥羽市、志摩市) 京都府(久美浜湾) 兵庫県(播磨灘沿岸) 岡山県(日生諸島、虫明湾) 広島県(広島湾一帯) 香川県(高松市牟礼町、さぬき市) 愛媛県(宇和島市) 福岡県(糸島半島) 長崎県(九十九島) 北海道厚岸町のシングルシード(蛎殻を砕いたものに各一匹の幼生を付着させて育てたもの)のカキ「カキえもん」、三重県の「的矢かき」、広島県の3倍体のカキ「カキ小町」、北海道寿都町の「寿(ことぶき)カキ」など、各産地ごとにブランド化した牡蠣を売り出すなど、新しい動きもみられる。特に三重県の的矢かきは生食かき養殖技術発祥の牡蠣である 厚岸は 国内で唯一 年中出荷できる牡蛎の産地。 身はふっくらと育ち、甘味が濃厚なのが特徴です。 厚岸の恵まれた自然環境が、牡蛎を美味しく育てる二つの秘密をもたらしています。 水温が低いと牡蛎の成長が遅くなり、本州以南の水温が高い地域に比べてゆっくりじっくり育ちます。また長い時間、栄養を取り続けることで大きく成育します。 そして「低温で成長が遅くなる」という性質を利用して養殖の時期をコントロールできるので、一年中出荷することが可能なのです。…これは厚岸漁業組合のホームページから。 と言うわけで、厚岸と牡蠣のコマーシャルでした。 では無く、こんな美味しい牡蠣づくしを食べさせていただけるのが、ホテル五味さんで、私が食べたのは牡蠣づくしですが、カキエモンを中心にしたセットもあるんですよ。 さて、釧路市タンチョウ自然公園は空港の滑走路の真下にありますので、通常は厚岸へは釧路の街の北側を通過して国道44号線を行くのですが、せっかくタンチョウさんのうれしいニュースに接したのですから、鶴居村鶴居国道を標茶(しべちゃ)の街まで走り、ここからまっすぐに厚岸に向かう釧路湿原を大回りする道路を選んでみました。 6/27走ったルートを地図で見る Googleでは、106 km、3時間27分と書かれていますよね。でも「でっかいどう北海道」のことですから、エコ運転に徹してもほとんど信号はありませんし、たまに(かなり頻繁に)kituneさんやエゾシカさんが手も上げずに横断しているくらいですから、なんと1時間50分で厚岸駅前のホテル五味さんにつきました。 では、 牧草は、年に数回刈り取られるのですが、これは一回目のものでちょうど今頃がピークのようです。時々その畑にこのような樹が見られるのですが、この中に確か桜の樹があるはずで、鶴居村の市街地を過ぎたあたりでのワンショットです。 この草を、まずは刈り取ってそのまま天日で干します。ホークのようなものを回転させて、かきまぜたりもするんですよ、そして乾いた草を線のように集めて、ロールに束ねる機械で集めていきます。 この時期は、カップルで子供への餌やりに忙しいときですが、もしかしたら近くでつがいのどちらかが、抱卵しているのかもしれませんね。 集められた牧草をこの機械で、丸めていきます。そしていっぱいになったら、後ろのカバーをあけてポトリと落とされたのが、右手に見られるロールなんですが、最近はロールにしないで、そのままダンプに積み込むところもあるようですね。 このロールの塊は、専用の機械でビニールで巻かれて、発酵させて牛さんの餌になるのですが。 翌朝起きたら雨でした。ここ厚岸の沖には冷たい海流が流れているので、霧が出やすいのです。 厚岸の名物でもある厚岸大橋、まだそれでも200メートルくらい見えていますね。でも海岸沿いは50メートルも見えなかったんですよ。 将軍家斉の時代、1804年に江戸幕府が蝦夷地の警備などの目的で釧路国厚岸郡に建立し、胆振国有珠郡(いぶり・うす)の善光寺、日高国様似郡(ひだか・さまに)の等淵院とともに蝦夷三官寺に指定されています。 ここの戸は、現在修復中ですが、中央に大きな葵の御紋があるんですよ。その活動範囲は、十勝、釧路、厚岸、根室、国後島、択捉島と文書には残されているようです。 1805年春、開山文翁智政が国泰寺に赴任の途中、奥州街道を北上しあいさつのため仙台藩主邸に立ち寄った際、道中の慰めにと一鉢のスモモの鉢を贈られ、その後境内に地植えされたもの。樹齢は190年を超えると言われます。 このサクラがあることは、前から知っていましたし、5/30には実際に見に行こうかとも思ったのですが、かなり遠回りになるのであきらめていました。五代の住職が植えられたとかで、オオヤマザクラなんですが、樹齢160年だそうで北海道では古木と呼んでも良い範疇かと。 この後、厚岸湾に突き出た愛冠岬(アイカップ)へと行ったのですが、一台の車が居てまさにご夫婦が湿原に歩き出そうとされてはいましたが、靴もズボンもびしょ濡れになることは見えていましたし、とにかく霧でほとんど見えないので、中断し「あやめヶ原」「霧多布」に向かいましたが、道路も視界が効かない状況なので、国道44号に出て釧路に向かい、平山郁夫展を見たのでした。 午後は、昨年も行った厚岸湾の西側にある、足羽岬を訪ね靴がびしょ濡れになる中、太平洋からの強風に耐えている草花を見て回りました。それはこの次に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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