桜追人、阿武隈山地の山の中に親王桜と呼ばれる桜を探す
筆甫の親王桜宮城県伊具郡丸森町筆甫和田●江戸彼岸桜●樹齢 670年 幹周 6m薬師堂の境内にあり、「親王桜」と呼ばれるウバヒガン桜。ウバヒガンはエドヒガンの別名。建武2年(1335)、陸奥守・北畠顕家が義良親王(後醍醐天皇第8王子)を伴いこの地に訪れた際に植えたものと伝わっている。樹齢は推定で670年以上。町の天然記念物に指定されている。場所はhttps://mapfan.com/map?c=37.82913332326402,140.72353989292674,13&s=std,pc,ja今回は大阪伊丹から仙台行きに乗り、仙台空港でレンタカーを借り、リストを参考にして、しかもしだいぶ葉桜も進んでいるようなので、約700年と言う丸森の「親王桜」へ行くことにしました。行き方はナビ任せで(仙台には数度泊まっているが土地勘は無い)、4号線を大分西進したので、やや驚きでした。丸森町に入るまでは、全く桜には縁がなく(終わっているものには会えましたが)、かなり山の中を進み、キャンプ場を過ぎたあたりから、自然の桜(人間の植えたものでなく)が目立つようになりました。写真00053 (2) 仙台空港に降下する飛行機から posted by (C)たそがれの写真家写真00066 (2) posted by (C)たそがれの写真家写真00074 (2) posted by (C)たそがれの写真家写真00078 (2) posted by (C)たそがれの写真家写真00082 (2) posted by (C)たそがれの写真家写真00092 (2) posted by (C)たそがれの写真家写真00098 (2) posted by (C)たそがれの写真家写真00108 (2) posted by (C)たそがれの写真家写真00113 (2) posted by (C)たそがれの写真家写真00117 (2) posted by (C)たそがれの写真家写真00123 (2) posted by (C)たそがれの写真家写真00127 (2) posted by (C)たそがれの写真家写真00131 (2) posted by (C)たそがれの写真家写真00134 (2) posted by (C)たそがれの写真家写真00142 (2) posted by (C)たそがれの写真家写真00145 (2) posted by (C)たそがれの写真家写真00157 (2) posted by (C)たそがれの写真家「親王桜」の謂れ書きですが、画面をクリックするとフォト蔵に移動し、さらにクリックすると特大画面に、さらにクリックすると原画の大きな画面に移動します。写真00160 (2) 親王桜 posted by (C)たそがれの写真家写真00171 (2) posted by (C)たそがれの写真家写真00174 (2) posted by (C)たそがれの写真家追伸このあと、根返しの桜宮城県刈田郡蔵王町円田高木●江戸彼岸桜●樹齢 600年●樹高 15m 幹周 3.8m文治5年(1189)、源頼朝率いる軍勢が奥州藤原氏を討つべく侵攻してきた。この地にさしかかったとき鎌倉から荷車を引いてきた大牛が突然倒れ死んでしまった。兵たちが墓を作ろうとしたがあまりの大きさのために運ぶことが出来ず、しかたなく道端に大きな穴を掘り、牛の亡骸を転がし入れて埋葬し、桜の苗を植えて墓標とした。この桜はやがて大木に成長し、人々は「牛桜」「寝返り桜」とよんだが後に「根返しの桜」と呼ぶようになったとの伝説がある。平成11年12月、町の天然記念物に指定されている。に行こうと思ったのですが、蔵王ですし遠いように思ったので、樹齢350年常林寺のヒガンザクラに行きましたが、境内の桜はみな葉桜でやむなく4号に出て帰ろうとしたところ、蔵王町はこの途中でしかもまだ桜は咲いているのでした。そうそう、お堂に待機されていた地域の人たちに、呼び止められお堂に上がって、茶華の接待を頂きました。本当にありがとうございます。ただご家族は、盆と正月しか帰ってこず、普段は年寄りばかりだとも。 *撮影日 2019年4月21日 桜追人たそがれさんの桜通信 2019 第26号