★★★★☆「食堂かたつむり」
食堂かたつむり小川 糸 (著) 、ポプラ社【私の評価】★★★★☆■ 私の読書感想 ━━おすすめの本として紹介いただきましたので読んでみました。同じ日本人なのに、どうしてこんなにも情景を思い浮かべれるような言葉遣いができるのだろうかと感動です。ついつい、読みふけってしまいました。食と命をテーマにした小説かな?あまりにも言葉巧みな表現で実際に自分の目で見ているような気になってしまう。「この際だから、・・・」(P121)この部分のおかんの言葉を聴いたときにはあまりに衝撃的で本を閉じてしまいました。クライマックスは逆にグロテスクかも・・・。(この作品、映画化されているみたいだけど一体どんな映像になっているんだろう?)受け取り方で、賛否両論大きく分かれそうな作品ですが倫子とおかん、そしてエルメスの関係に涙しそうでした。本の評価としては★4つとしました。よい作品を紹介していただいてありがとうございました。●この本で私が共感したところは次のとおりです。この部分はネタバレになっちゃいますので一箇所だけ。・料理を、捨ててはいけない。心からそう思った。だからまた、一から料理を作りはじめよう、と。身近な人に、喜んでもらえる料理を作ろう。食べた人が、優しい気持ちになれる料理を作ろう。たとえちっぽけな幸福でも、食べた後、幸せになる料理を、これからもずっと、作り続けていこう。ここ、食堂かたつむりの、世界にひとつしかない厨房で。(P257)●この本の目次食堂かたつむり番外編 チョコムーン食堂かたつむり小川 糸 (著) 、ポプラ社【私の評価】★★★★☆《著者紹介》1973年生まれ。作詞家・春嵐として音楽制作チームFairlifeに参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ■ 関連書籍 ■a. 「不毛地帯(第1巻)」山崎豊子http://plaza.rakuten.co.jp/ibook/diary/201003020000/【私の評価】★★★☆☆b. 「不毛地帯(第2巻)」山崎豊子http://plaza.rakuten.co.jp/ibook/diary/201003030000/【私の評価】★★★☆☆c. 「不毛地帯(第3巻)」山崎豊子http://plaza.rakuten.co.jp/ibook/diary/201003190000/【私の評価】★★★☆☆━━━━━━━━━━━<本の格付け基準> ★★★★★(絶対お薦めです!家宝となるでしょう) ★★★★☆(買いましょう。素晴らしい本です) ★★★☆☆(社会人として読むべき一冊です) ★★☆☆☆(時間とお金に余裕があればぜひ) ★☆☆☆☆(人によっては価値を見い出すかも) ☆☆☆☆☆(こういうお勧めできない本は掲載しません)━━━━━━━━━━━●メールマガジンのバックナンバー・解除はこちらから http://www.mag2.com/m/0001110520.html●Twitter http://twitter.com/m_kuroki