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proud じゃぱねせ

proud じゃぱねせ

お恥ずかしいが、出会いは出会い1 前編

ある夜、クラブに行った時、
とっても可愛い男の子に出会った。
彼はなんだかって(思い出せない。。)ニックネームを持っていて、
私にそう自己紹介した。

ちょっと踊って、その後坐って話をした。
お決まりのようにお互いにいろいろ聞きあった。
彼はネイビー(海軍)で、ブルーリッジという船に乗っているらしい。
その後、バスケットボールの話、音楽の話などで盛り上がったのを覚えている。
彼はとても若かったけど、可愛かったし、踊りが上手だったし、
何より話がおもしろかった。

そして、お決まりのように、電話番号を聞かれた。
電話番号を教えるのにはやっぱり抵抗があったけど、
そこは日本人。断るのも悪いような気がして、、
ここは一つ賭けに出てみた。

私は当時NBAにハマっていて、特にシャーロット・ホーネッツのファンだった。
幸いバスケットボールネタの時もそれが判るような事は口にしていなかったので、
彼に言った。
「私の好きなNBAのチームを当てたら、教えてしんぜよう。」
彼は何も考えるそぶりさえ見せずに、
「ホーネッツ、だろ。」と言った。

こいつは人の心が読めるのか?っと目を点にしながら、
「なんで分かったの?」っと聞くと、
何のことはない彼はノースキャロライナの出身だったのである。
それから私の「お決まりの質問」に、「どこの州出身か」が加わったのは言うまでもない。。

約束は約束。
私は彼がくれたなんかのレシートの裏に、私の電話番号と名前を書いて彼に渡した。
もちろん当時は携帯電話なんて、ほとんど普及していなかったから、私の部屋の電話番号を書いた。
車で来ていた私をクラブの外まで送ってくれた後、彼はベースに帰って行った。(はず、、)

うちに帰ったら彼からメッセージが入っているかな。
それによって今後の動きを決めよう、なぁんて車を運転しながらいろいろ考えた。

部屋に戻ると、留守番電話のライトが点滅している。
用件は3件。
うふっ。きっとこの中に彼からのメッセージが入っているはず。
ドキドキしながら再生すると、
1件目は一緒にクラブに行ったはずなのに、途中でフケてしまった友達から。
無事に家に着いたとの事。あっすっかり忘れてた、こいつの事。
そして2件め。
「Hey, 今日はありがとう。まだ着いてないんだね。明日また電話するよ。
I miss you already.」
こいつ等って本当に調子いいよなぁ、なんて思いながらも嫌な気はしなかった。
そしてついでに3件め。
「ちょっと、あんた何様よ。OO(忘れてしまった彼のニックネーム)は私の彼氏なんだからね。
ふざけんじゃないよ。見つけたら二度と横浜、横須賀界隈歩けないようにしてやるからね。覚えてな。」

げっ。。。。

後編に続く、、、


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