proud じゃぱねせ

2006/11/16(木)13:39

日本とアメリカの住宅購入事情の違い

アメリカ南部生活(191)

って随分大げさなタイトルですが、、、 苦笑 私は日本で家を買った事がないので、 この比較はあくまでも私の知っている限りの範囲の話、、、って事で。。。 私とのんきが今回買うことになっている家は、 1973年に建てられたものだ。 典型的なアメリカ南部の家らしく、 外側がレンガ作りである。 家を購入するにあたって、 20件ほどの家を見せてもらったが、 みんな中古の住宅だった。 こっちで新築の家を買うのは、 私が知る限り、大体凄いお金持ち(少なくとも家よりは。。)か、 最近流行の作りの安い家を買う人のどちらかだ。 日本の様に親が住んでいた土地に、 古くなった(親が建てた)家を解体して、新しく家を建てるとか、 建売の家を買って死ぬまでそこに住むとかいう、 よくあるパターンは、アメリカじゃあまり聞かない。 アメリカでも(土地代の高い)都会では話が違ってくるかもしれないが、 少なくともこの腐れ田舎の南部じゃ聞かない話だ。 そもそもアメリカの家というのは、 作りのせいか、気候のせいか、はたまた地震が少ないからか、長持ちする。 一度建てると、それを直して直して、住んでいる。 築100年以上なんてのも決して珍しくない。 土地は無駄に広いわ、 家は古くなってもぶっ壊せないわで、 家に対する考え方も、日本とは随分異なる。 家族が増えたので、建て増しを、、、なんて話はあまり聞かない。 大体は、家族が増えると寝室の数の多い家に買い換えるのである。 まぁ、ヤドカリみたいなもんだね。 のんきの一番上と二番目の姉さんが住んでいる家は、2軒目だし、 のんきの両親の家も2軒目。 生まれてこの方SCのあの界隈から一歩もでた事がないのんきの家族でさえ、 こんな風なのだ。 しかもアメリカ人はよく引越しをする。 国もでかいから、仕事で州を移動したりすると、 通勤時間4時間だけど、家を購入したばかりだから、、、、っという風にはならないのだ。 必然的に家を売るか貸すかして、移動先でまた家を買う事になる。 ついでに言うと彼らの多くは『単身赴任する』という文化、考え方を持ち合わせていない様で、 日本から単身赴任してきている駐在員さんを見て、 どうしたら家族とそんなに遠く離れて生活できるんだ?と不思議がる人の方が多い。 なんだかまとまらない文だけど、 こんな要素が背景にあって、 日本とアメリカでは家の売買の形がかなり違ってくるって訳です。 私もアメリカにもうかれこれ10年程住んでいるが、 家を買うなんて事はこれまた初めてな上に、日本とは勝手が違いすぎて、 戸惑いっぱなし。苦笑 今は家の保険屋さんを探して、 車の保険と家の保険を一緒の所で加入する代わりに割引してもらうため、 何箇所からも見積もりを取っている所。 しかも不動産屋さんを絡めずに家の所有者と直接交渉で家を買うので、 (不動産屋さんに払うお金(普通は家の値段の6%ぐらい)をカットするため) 所有権の移動などその他法的な処理をしてもらうのに、 弁護士を雇わなければならないので、(普通は不動産屋さんがお抱えの弁護士がそれらをやってくれる) 保険屋が決定し次第、弁護士探し。 とほほ。。。 早く新しいお家でゴロゴロしたけど、、、、 いつになる事やら。。。。

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