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碁盤を囲んで

June 11, 2012
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テーマ:囲碁全般(718)
カテゴリ:囲碁大会

学校対抗の囲碁団体戦は、小中高とも、同一校3名のチーム。 
 
一番弱い子を主将に立てて、残り二人で勝つということも起こる。
 
十数年、あるいは二十数年前だったか、
 
その年の高校選手権女子団体の部で優勝した某県代表チ-ムは、
 
主将が全敗で、副将・三将が全勝だった。
 
表彰式の記念写真で、
 
真ん中でカップを持った3年生の主将の表情が微妙で、
 
副将・三将の子と対照的だったのが、印象に残っている。 
 
当時、これは相当にアジが悪い、と感じたのを憶えている。 
 
 
大学のリーグとなると、多人数でもあり、 局数も多く、総力戦だ。
 
回戦ごとにオーダーをいじれるなど、戦略的な色が濃いようだ。


さて、小中学校囲碁団体戦の都道府県予選がたけなわだ。 
 
とりわけ三将の棋力が二桁級というチームが多い。
 
そこで、”その子を主将に立ててみようか?” と、妄想する事態が発生する。
 

主催者による大会要項には、
 
”選手三名は、棋力上位順に主将、副将、三将と記入する” 
 
とあるものの、
 
25級だろうが、3段と申告してしまえば主将になってしまうのである。
 
そもそも、こどものパフォーマンスは、安定しないし、
 
対戦相手の棋風との相性もあり、
 
棋力認定というのは、絶対とはならない。 
 
副将も3段、三将も3段と申告するなら、むず痒い事態だ。
 
これを戦略と呼べるか?
 
強いところで戦い、弱いところでは戦わないというのは、兵法の常道。
 
ルール(法)に違反するかどうか、証明する手段はあるのか?
 
卑しかろうが、それは感じる人の勝手で、当事者判断なのである。
 
一番厄介なのは、
 
「あのチームの主将は、本当は弱いじゃないか」 と、
 
他のチームの親(選手)が文句を言い出した場合である。
 
その文句には、理がある。 つまり、正しいのだ。 
 
言っておくが、ただ、正しいだけだが。 
 
 
さて、棋力詐称で、全国大会へ行ったとして、
 
その子供たちには、何が残るだろうか?
 
それぞれの子供にとって、また、見守る親にとって、
 
囲碁とは何か?
 
そういう問題かもしれない。

 
冒頭の、高校選手権の表彰写真を思い出すと、
 
このチームの一人ひとりには、
 
遠い昔のあの夏が、どんな思い出として、残っているのかな?
 
そう、思うのだ。






Last updated  June 12, 2012 12:47:41 AM
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