今日を感じたまま
60歳を超えたワッペン等を製造してきたベテラン経営者の声を紹介します。製造業の方が良くおっしゃる事なのですが、生産拠点が中国へ移ってからめっきり仕事が減ったと、その原因は、労働賃金の格差、為替の問題、この様に捕えていたのですが、その経営者は設備が違うと言われたのです、低迷する経済環境の中、中小企業は設備投資などする余力をなくしていたのです。中国の方が設備は近代化し、日本は設備投資できず、労働賃金、為替、などのハンデを持っていれば太刀打ちする事など出来ません。日本の高度成長は中小企業が下支えした事は、間違いの無い事だと思います、技術ある経営者を追い詰め、やがて淘汰される事を放置していて良いのでしょうか、日本は、資源の無い国、物つくりで繁栄した国、疑問に思った会話でした。