暇さえあれば子連れ海外旅行　　　　＆少年サッカー

サッカーは何が起こるか分からない、だから面白い！
と、言われますが、まさか、１回戦で負けるなんて…。

県内１０４チームが参加するこの大会。
６年生（Ａチーム）の目標は、『優勝』だったはず。
全日本で、まさかの敗戦を期してから、この大会にかける意気込みは内心すごかったと思う。
でも、夏休み中は主力のケガやトレセン組の欠席で、フルメンバーでの試合は久しぶり。
だからこそ、勝って欲しかった。

息子は５年なので、Ａチームに呼ばれたり、呼ばれなかったり。
今回は呼ばれなかったため、午前中の練習が終わってすぐに試合会場に駆けつけた。
Ａチームの雄姿が見たかったから。

でも、まさか１回戦で苦戦しているとは思ってもいなかったので、コンビニでおにぎりを買ったりして、のんびり会場の横を車で通ると、
「やだ、ＰＫやってる！」

慌てて車から降り、コートの横へ。
保護者席は祈るような緊迫感に包まれている。

１人目成功、２人目成功…。
こちらも、相手も淡々とシュートを決めていく。
そして、５人目。
ボールがキーパーの正面へ。
キャッチされ、試合終了。

なんだか幻を見ているみたい。
信じられないという空気が広がる。

試合開始直後、まだ体制が整わない一瞬の隙をつかれゴールを決められてしまったらしい。
その後は１点を返すものの、追加点が叶わず、１－１で終了。
いつもの攻撃的なサッカーも、組織だったプレーも、堅い守りも影を潜めたまま。
ボールに足がつかない、全体に下がり気味という、“らしくない”プレーだったそうだ。

ＰＫでの決着は仕方がない。
やっぱり、点を取れないとだめなんだなぁ。

Ａチームはわが団のあこがれの存在。
常勝とはいかないまでも、誇れる成績を収めてきた。
個性の違うメンバーが一つになって、魅力あるサッカーを見せてくれる。
私も保護者というより、ファンの一人だ。

今日はたまたま負けちゃったけど、彼らなら、これからもきっと何かを残してくれるはず。

頑張れ！！