暇さえあれば子連れ海外旅行　　　　＆少年サッカー

「８月から、このチームに入りたいです」
「よし、分かった。一緒に頑張ろう」
ちょこ坊は、コーチの差し出した手を、照れくさそうに握っていました。

ついに、動き出しました。
これで後戻りはできません。

悶々と悩んで３カ月。
結局、息子の「もっと刺激がほしい。上手くなりたい」
と言う気持ちが、答えを出しました。

全日本県大会の惨敗で、
少年団のコーチへの信頼はすっかりなくなっていました。

７月最初のカップ戦も、チーム本来の力が出せずに敗退。
４月からすっかり負け癖がついちゃったみたいです。

でも、息子は「弱いチームだから移籍したいんじゃない。
もっと上手くなれる場所で練習したいんだ」と言います。

クラブの練習を終え、父親に
「ぼく自分でＹクラブに入りたいって言ったよ」
と、得意げに報告するちょこ坊。

実際は、「エー、ぼくが言うの？」「お母さんも付いてきてよ」
と、何とも心細げに、私の顔を振り返り振り返りしながら、
コーチの元に行ったのにね。

へたっぴなのに、厳しい環境でやっていけるのかしら…？
ちょっと不安だけど、自分で決めたことだから、結果も自分で引き受けてもらいましょう。

今度は、私が現在所属する少年団に、
「辞めます」という番です。
同じ小学校の友達ばかりだから、
なるべくしこりが残らないようにしなくちゃ（無理かしら…）。

今月は大会が１つと、静岡のチームとの交流合宿もあります。
何とかいい雰囲気で、最後を締めくくれたらと思います。