|
カテゴリ:絶望
煙草に火をつける。グラスに発泡酒を注ぐ。
其処から私の夜の時間が始まる。 今日スーパーへ向かう道を変えてみた。 すると視線の先に山が見えた。雨雲で靄がかかっていたが 緑の山、霞む緑が新鮮に見えた。 下に目を向けると、田んぼの緑。 案外そこらじゅうに緑が溢れている事を実感した。 何でも消せる消しゴムがあればいいのにと思う。 『過食したいと思う心。』 『何も食べたくない心』 『死んで楽になろうとする安易な気持ち』 『嘔吐の苦しみ・・・嘔吐の苦しみ・・・嘔吐の苦しみ』 何でも消せる消しゴムがあれば、私の心の中から 片っ端から消していくであろう。 しかし・・・そうしたら何も残らないであろう。 消しゴムのカスだけが残って、空虚だけで満たされた 何も無い心が其処にあるだけであろう。 嫌な事がある度に、私はこの便利な消しゴムを 使ってきたのかも知れない。だから虚しい心は 今も此処に存在する。 だから、 『心の穴を食べ物で埋めようとする。』 『嘔気を催すまで只管食べ続ける・・・脇目も振らず・・・』 『でも心の穴は食べ物で埋まらない。異質のものだから嘔吐する』 その繰り返しである。毎日が。 今朝、2度目の過食嘔吐は酷く疲れて、何の余裕も無かった。 唯々眠剤を服用し、枕に顔を埋めると動けなくなった。 しかしTVでは北●鮮がミサイルを発射した事で問題になっている。 少しでも間違えば、日本にそのミサイルが落ちることもある。 何の為にあの国が牽制して喧嘩を売ってくるような真似を日本に しているのか・・・。日本から支援金も貰っていて食糧も支給して貰って いる国。しかし貧困層にその食糧は行き渡らず、 上の人々だけがそれらを食べ尽くし丸々と太り、国の代表は 糖尿病だと言う。貧困層の子どもたちは市場で零れたとうもろこしの 粒や少し生活が豊かな人々からの貰い物で命を繋いでいる。 自分のやっている事が非常に情けなく感じる。 今の心は絶望と言う名の絶壁で泣いている。 私には到底助けられない。 このまま食べて吐いて、それで済ませるのであろうか。 毎日、毎日同じ事の繰り返しで。 しかし、泣きたい時には泣こうと感じる。 もう我慢できるような余力は無い。 食べ物を貪りながら、空虚な心で泣きながら食べてしまおう。 今、この症状が私に必要であるのであれば。 しかし、もう疲れてしまった。 今日はお薬を多目に飲んで眠る事にしたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.07.05 23:30:18
[絶望] カテゴリの最新記事
|