|
カテゴリ:摂食障害
日中は暑く感じたが、夕方になるにつれて
涼しく心地良い風が、 飽く迄も優しくふんわり吹いてきた。 シャワーを浴びた後の心地良い体を その気持ち良い風に吹かれるまま、 ゆったりとミルクティーを飲んだ。 スーパーへ行く道すがら、 道端に咲く可愛らしい花を見つけた。 名も知らぬ花であるが、心が解れた。 そしてスーパーの隣にある花屋で 溢れるように咲く花々を1つ1つ 眺めた。夕顔の様な紫の花や 青いリンドウ。パンジーも咲いていた。 何だか力をもらえたような気分である。 閑話休題。 摂食障害の症状の1つに、 『自己イメージの歪み』 『ボディイメージの歪み』 というものがある。 どれだけ痩せても、まだまだ太っている様な 感じがして、「もっと痩せねば」と 思うのである。 シャワーを浴びる前、身体を見ると どんどん膨張していくような幻が 見えるのである。 「体重は測らないほうが良い」 と主治医に言われているので、 もう何ヶ月も体重を測っていない。 だからなのか、肥えていきそうで恐いのである。 その身体を感じると、たちまち食欲が失せる。 お腹も減らない。否、減っているのかも知れないが 心が何か栄養を摂る事に、拒否反応を示すのである。 だから必然的に 『過食嘔吐の時だけしか食べ物を口にしない』 と言う状態に陥る。 そしてその時に僅かなる栄養を摂取しているのであろう。 だから、生き延びられているのであろうと感じる。 全然食べたいと思わないのに、 時間が来れば過食を始め、嘔吐する・・・・・・。 これ以上哀しく虚しい事は無い・・・。 苦しい事等今までの積み重ねから充分承知しているのに、 その後の虚しさほど苦しいものは無いと分かっているのに、 どうしてもそれをせざるを得ない。 悲しい性である。 しかし、過食と嘔吐をする事で、 心の均衡を図っている部分はある。 だから今の私にとっては、必要な病症なのである。 それを無理に止めようとしたり、拒絶したりすれば、 後々痛い目に遭う。心が暴発してしまう。 どうにかならないのかと、毎日頭を悩ませている。 しかし、一番大切なのは、 『こころを大事にすること』 である。先ずはここから始めなければ ならないのであろう。 たっぷりと睡眠を摂り、心を落ち着かせて、 ゆったりと過ごす事。 『過食と嘔吐』の時間はそれが出来ないが、 他の時間で補えるであろう。 外は秋の夜風が優しく吹いている。 秋の虫たちが啼いて心地良いメロディを奏でる。 それを落ち着いた心で感じると、 暫くは平穏が訪れる。 大切なのは、こころに、身体に素直になるという事である。 挫けても良い、失敗しても良い、落ち込んでも良い。 けれども、飽く迄も『こころを大事』に 過ごしていきたいものである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.09.21 20:47:00
[摂食障害] カテゴリの最新記事
|