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2007.09.04
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カテゴリ:摂食障害
久し振りに

コーヒーを飲んだ所為か

夜、眠れなかった。







夜中に

過食と嘔吐

するのは

もう、うんざりなので

いつもより多目に

お薬を服用したが

目が冴えて眠れなかった。

きっと昼間に

カフェインを

摂り過ぎたからであろう。

眠れないと、

どうしても意識は

“食べる事”へと

傾いていき

抗う事が出来ない。

厭々食べて戻す行為ほど

虚しいものはない。

後々苦しく虚無感に

覆われる事も分かっているのに

食べ物へ依存しまう。

結局、疲れたのにも拘らず

朝6時過ぎまで

眠れなかった。







それでも

いつも通りの時間に

目が覚めて

まだ怠さが残っていたので

お蒲団に横たわったまま

テレビを眺めていた。

少しだけ空腹を

感じたので

カロリーの低い

コンソメスープを飲み

またぼんやりとしていた。

お昼からカクテルを

飲まなくなって

浮腫みが大分引いたので

今日もまた

シェイカーでカフェオレを

作って、

氷を食べながら

少しずつ飲んでいた。

母がお休みの日だったので

家に独りぼっちじゃないという

安心感があり、

比較的穏やかに過ごせた。

しかし、15時になる頃

急に具合が悪くなった。







手先が震え始め、

気分が悪く

座っているのも辛かった。

少し身体を横たえて

気分の悪さが和らぐのを

待っていた時、

やっと原因に思い至った。

起きてからずっと

水分補給だけで

糖分を摂取していなかったのである。

今までは、カクテルの甘さで

低血糖の症状に至る事はなかったが

身体の怠さ、しんどさを

鑑みると、間違いなく

この時、低血糖状態であった。

だから過食も嘔吐もする気に

ならず、兎に角休みたかった。

なのに私は

その時間が来たら

「食べねばならない!過食しなければならない!」

という強迫観念

縛り付けられて

無理矢理食べ物を

胃へと押し込んでいった。

もう、こんな不毛な時間を

過ごしたくないと想った。

全てを終えた後、

私は哀しくなって泣いた。

無理をして過食と嘔吐をした

自分に対して

悔しく想った。

明日からは適度に

糖分を摂取して

昼間は過食をしないよう

努力したいと考えた。







少し前まで

小説を読んでいた為

詩集を読む事から離れていたが

夕方、久方振りに

ハイネの詩集を読んだ。

翻訳本ではあるものの、

流麗に流れる

美しい言葉の数々が

胸を打った。

詩は、感情や想い、こころが

ダイレクトに“言葉”として

伝わってくるので

大好きなのである。

現実から少し離れて

綺麗な場所にいるような

感じさえ覚える。

何度読み返しても

涙が出てくるような

麗しい詩もある。

小説も同じで、

好きな作品はどんな結末を

迎えるか分かっていても

何度読み返したって

面白いものは面白い。

今は新しい本を購入する

余裕がないので

本棚をあさって

昔読んだ本を取り出して

読み返している。

元気が出たら、古本屋へ

行きたいと願っている。

定価の半額以下で

素晴らしい本に巡り合える

あの感動は

幾つになっても

胸が高鳴るものである。







昼から夕方にかけて

行なった過食と嘔吐

激しい倦怠感を残した。

息苦しくなったり

手足の先が痺れたりして

動けない状態にあった。

またぼんやりと

夕方のニュースを観ていたら

芸能コーナーで

大好きな女優さんが出た。

うろ覚えであるが、

確か脚の綺麗な人に

送られる賞、

30代の部を受賞していた。

インタビューで

エレベーターでなく

階段を使用するようにしたり

車を使わず

なるべく歩くようにしたりと、

兎に角身体を動かす努力を

していると言っていた。

彼女の脚は、

ただ細いだけではない。

適度に筋肉がついていて

引き締まっているのである。

私の脚は、余り筋肉がなく

減り張りのない棒のようで

全然魅力的ではない。

けれども、摂食障害

「兎に角細くなければならない。」

という歪んだ思考に

走りがちである。

行き過ぎた痩せ願望と

認知の歪み。

大好きな女優さんを見ると

自分が病気であるという事を

改めて感じるのである。

適度に食べて、適度な運動をする事。

これが大切だという事は

十二分に分かっているのに

私はどうしても

普通に食べ物を摂取する事に

甚だしい拒絶感を示してしまう。

この気持ちの奥にあるものを

きちんと考え直さねばならない。







身体の怠さを

持て余しながら

スーパーへ向かって歩いていた。

雨上がりの道々は

水溜りが沢山あって

空を映しているそれは

懐かしい感じがした。

子どもの頃は

水溜りが大好きで

黄色の長靴を履いて

わざとそこを歩いたものである。

夕立が昼間の蒸し暑い鬱陶しい

空気を拭い去ったので

清々しい風が吹き

その香りも心地好く

少しだけ気分がすっきりとした。

毎日過食と嘔吐を繰り返し

辟易しているが

これには何らかの意味がある筈である。

だが、病症に甘んじる事無く

努力をする事も大切だと想う。

何れにせよ

焦らずに、自分のペースで

歩いていけるように

なりたいものである。





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Last updated  2007.09.04 21:13:04
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