2003水芭蕉の旅1

秋穂 in 水芭蕉音楽祭 2003.5.31(SAT)-6.1(SUN)
to 福島県南会津郡舘岩村会津高原 with はっちゃん

さて、ふだんお世話になっているoffice pandoraのPalaさんにおさそいをいただいた水芭蕉音楽祭への出演。ときぎんの日記、はっちゃんのひとりごとではライブの模様をご紹介しましたが、このぶらり旅コーナーでは、ときちゃんはっちゃんの珍道中をどうぞ。さてさて、はじまり、はじまり~。

5.31(SAT)

【点検】

a.m.8:00。
さてさて、当日。
しゃちさん&加藤さん@Palaのおふたりに、犬のようになついている私とはっちゃん。「Palaさん、午後3時ごろ向こうに着くらしいヨ」「うそ、まじ? あちしたちもそうしようヨ」「そうしようそうしよう、わおーん!」ということで、10:00にはっちゃんちに行くことに。その前に、愛車マーチくんにガソリンを入れて、空気圧もみてもらわねば。と、スタンドへ。「高速乗るなら、点検したほうがいいっスね。ボンネット、あけてください」「ぼ、ぼんねっとって、ど、どうやってあけるんでしたっけ(むしろボンネットってなんだっけ)」「…………」まっくろだったエンジンオイルをとりかえ、スタンドのお兄ちゃんの不安と慈愛あふれる視線をあとにして、さっそくはっちゃんちへGO! な、長いカナ、前置き。(秋)
**********
そうそう、Palaさんたちとおそろで出ようと思って、10:00に迎えにきてもらったのに、夕食の時に聞いたら、9:00には出てたんだって! くーっ!(は)

【いざ、出発!】

そば三昧 お迎えコールがきてから、私がマーチくんに乗り込んだのは、約30分後。ごめんしゃい。そして、軽快に走りだしたマーチくん。車の中では、秋穂ママの手作りおにぎりをはぐはぐ。すっかり旅行気分のふたり。サービスエリアでは、おみやげを物色。しかし、何も買わないまま、再び車へ。そして、西那須野塩原インターに到着。しかーし、ここからが長い旅だとはつゆ知らず、夜の食料の買い込みを心配するふたり。近くにコンビニなかったら、どうしよう…。とりあえず、インターを降りて、すぐのコンビニに入る。『ライブやる前にご飯食べて、その後、ライブやってだと、ぜーったいおなかすくよねー』と食いしん坊秋穂。『うんうん、しかもさぁ、夜はお酒も飲みたいしさぁ』あいかわらずの飲んべえはっちゃん。なんやかやで、2000円以上の食料、お酒を買い込んだ。店を出ようとした時、秋穂が突然、『1000円以上買うと、ホテルの入湯無料券がもらえるって、入り口に書いてあったよー』それは、もらわなきゃだわ! とふたりで、再びレジへ。親切な店員さん、『ごめんなさいねー』と言いながら、ホテルの入湯無料券2枚と『ちょっとここからは遠いんだけど…』とホテルの地図をくれた。しかも入湯料は、通常1000円らしい。1000円買って、1000円の入湯無料券とは…。かなり得した気分で、ふたりは、ペンション ラ・フォリアを目指す。が、まだまだラ・フォリアは遠いのだった。そこで、腹ごしらえ。道沿いには、蕎麦、蕎麦、蕎麦の看板。お昼には遅いし、夜はごちそうが待ってるし、こうなりゃ、蕎麦食べるしかない! そこに見えてきた一軒のお蕎麦やさんに入る。秋穂はとりそば、私は山菜天ぷらそば。しばし、休憩。そして、旅は続くのだった。(は)
**********
1000円買って1000円の入湯無料券…あちしたち以外に、誰かもうかってるの!? ダイジョブなの!?  でも有効期限のないその券は、今回は利用せず。待ってろよ、ホテルニュー塩原!(秋)

【ラ・フォリアにて】

さてさて、とうとうペンション ラ・フォリアに到着。なんともかわゆい建物。満面の笑みで迎えてくれる、オーナーの池田さん。そこでダイニングから、しゃちさん@Palaのピアノの音が…はっちゃんとふたり、ホッ。関東からのお客さま、Mさんもまじえて、まずはPalaさんのリハを終え、16:00から、アストリアホテルにて行われた親睦会へ。だがしかーし! ときぎん人生最大級のピンチがおとずれる。「それでは出演者のみなさん、ひとりひとりにご挨拶していただきましょう」誰にも気づかれないようにPalaさんと立ち、加藤さん@Palaの挨拶後、一緒にそーっと座る私に、加藤さんがひとこと。「ときほさんは、座っちゃダメでしょ。」あぁ、加藤さん、加藤さん。それは言っちゃ、ダメダメヨ。ヨコを見るとはっちゃんもお怒りのようす。ハイ、挨拶します。昔から、知らない人の前では言葉が出なくなってしまう私。もごもごと自己紹介、座る。 ピンチを切り抜け(たのか?)、リハへ。ラ・フォリアは天井が高く、リバーブもかけていないのに、ほんとうに音がよく響く。オーナーの奥さんにうかがってみると、池田さんは、クラシックが大好きだそう。音がきれいに響くように、ダイニングも設計したとのこと。う~、さすが。(秋)
**********
ライブより、親睦会の挨拶の方が緊張していた様子の秋穂。無事、挨拶を終えた後の満面の笑。それだけでいい…くはない。(は)

【夕食~ライブ】
リハも終了し、部屋でほっとひといき。隣の部屋からは、加藤さん@Palaの素敵なギターの音色。そろそろ、おなかもすいてきた頃、“夕食でーす!”と各部屋を回るオーナーの声。待ってました! とばかり、秋穂と2人、ダイニングへ。Palaさん、Mさん、秋穂と私、5人でひとつのテーブルを囲んで、仲良く夕食。加藤さんが、ワインを1本オーダーしてくれて、みんなで飲む。ライブを控えているというのに、秋穂はもりもり、もちろん私も、もりもり食べる。夕食が終わり、ダイニングがくつろぎムードになったところで、いよいよ2stage、1番目、秋穂のライブが始まった。 この日は45分ステージ、たっぷり9曲を演奏。そのうち1曲は、秋穂が“課題曲”と言ってしまった『夏の思い出』。途中、ひさしぶりにリッケンバッカーをアコギに持ち替え、演奏。お客さんの手元には、秋穂がこの日のために作った“秋穂 in 水芭蕉音楽祭”のチラシが。今回は、全曲歌詞を載せたため、みなさん、チラシを見ながら、ライブを観てくれた。 そして、2stage目のPalaさん。ギターのきれいな音色とやさしい歌声が、ダイニングに響きわたる。もちろん、課題曲『夏の思い出』も演奏。2曲の素敵な『夏の思い出』が聴けた夜だった。(は)
**********
夕食もおいしく、ライブも楽しく、いやはや、なんとも濃いぃひとときでした。(秋)

【打ち上げた!】

さて、無事ライブも終了し、いざ合同打ち上げへ。あぁ、はっちゃんの嬉しそうな顔。なぜかというと、はっちゃんは、同じく関東から来ている浜田伊織くんの大大大ファンなのであーる! かわいいネ♪はっちゃん(さっちゃんのメロディで)。会場に着くと、親睦会の時よりすっきりした顔のみなさん。みんなよいライブだったのだナ。そして、Beerを片手にみんなで乾杯! ブルーグラスのバンドの方たちの演奏がはじまり みんなとっても楽しそう。しゃちさんも、楽しそうにブルーグラスについて色々と教えてくれる。加藤さんはバンジョー(たぶん)を抱えて子どものよう。わざわざ会津まで来てくれたMさんも、ほんとうに楽しそう。あぁ、音楽っていいナ。ホント、来てよかったネ、と隣のはっちゃんを見ると、伊織くんにうっとりの彼女。おーい! みんなそれぞれ素敵な夜を過ごしたのでした。(秋)
**********
くふふふーっ! ツーショットも撮っちゃったもんねー。うーん、幸せ。たくさんのミュージシャンの方たち、みなさん、ほんとに音楽が好きなんだなぁと実感した夜でした。(は)

【そして夜は更けて…】
打ち上げも終わり、ラ・フォリアに戻ってきた私たち。みんなで遅くまで一緒に過ごせるせっかくの夜、このまま、お別れなんていや! と横をみると、加藤さん@Palaが、オーナーから日本酒を購入中。よっし、私たちも!!! ワインを購入し、Palaさんの部屋へ。Mさんも来て、5人であらためて打ち上げをする。他のお客さんもいるため、こそこそこそこそ話をするが、盛り上がるとついつい大きな声に…。みんなで『しーっ!』と言いながら、夜は更けていったのでした。(は)
**********
「おふたりとも、もうかなり酔ってらっしゃいますよね…?」ワイン購入時のオーナー池田さんの心配そうな顔…そう、酔ったあちしたちを誰が止められよう(いや、誰も止められない)。ながーい一日、みなさんお疲れさまでした!(秋)



© Rakuten Group, Inc.