カテゴリ:東北だいすき気仙沼だいすき!がんばっぺ!
毎月、お客様や取引先の業者さま、遠方にお住まいで御縁ができた方などに、お店のかわら版を送付させていただいています。 その封筒に、いっつもテキトーなことを書いているのですが、今月は年始らしく、ちょっとだけ真面目に「 価値の創造 」なんてテーマでつらつらと書かせていただきました。
「価値の創造」とは、現代経営学の父と呼ばれるピーター・ドラッカーが残した有名なキーワードのひとつです。
スーパーマーケットもコンビニも、その他にもいま存在しているほとんどの業種は、この「価値の創造」から生まれてきました。
ぼく自身、この「価値の創造」というのを、今年はちゃんと見つめていきたいな、と考えています。 震災があって、文字通り何もかもがなくなってしまった東北地方。
元通りに戻そうとすると、これはほんとうに難しいことだと思うのですが、そこで新しいものを生み出そうとすると、これは大きなエネルギーが湧いてきます。 そして、それを実行してる人は、実はたくさんいたりします。
上の写真の「できることをしよう。」という一冊の本。 有名無名を問わず、震災後に新しい価値を創造してきた人たちの物語です。
ぼくらが商いをさせて貰っているスーパーマーケットという業態は、創造されてからだいたい50年くらいだと思います。 新しい価値であったスーパーマーケットも、50年も経ったらかなり効率的になり、洗練され、価格競争が激化し、そして大資本が有利になっていくというのは、原理として納得できることです。 その中で、小資本でも奮闘しているひとたちと繋がれたのは、ぼくにとってすごくめぐまれていることです。
そういったことも踏まえて、いまいちど新しい価値を創造していかないと、ぼくらの未来はいかがなものか、という危機感ももっています。
東北地方は生きた「価値の創造」のお手本です。 東北地方に目をむけ、共に歩むことで、ぼくらの新たな役割もより明確になっていくのでは、と考えています。
今日も一期家一笑にきてくれてありがとうございます。 うまくいかない日もありますが、 いかないならいかないなりにできることをしようと、 バイトスタッフに教えてもらった一日です。
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最終更新日
2012年01月10日 18時18分41秒
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