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2009/09/09(水)09:12

◆油断!新型インフルエンザ 

病気(45)

◆新型インフルエンザ!ースペインかぜに学ぶ◆(再度) 以前に取り上げた新型インフルエンザ記事が現実的になってしまいました! スペインかぜの世界の死者は、4000万人以上だったという。 実際には、アフリカ諸国や中国の記録はなかったというから、かなりの数だったと思われる。 日本でも、1918年11月には1ヶ月で13万人以上が死亡。病院に患者が押し寄せ交通機関や通信機能が麻痺した。 結局国民の約4割が感染し、40歳以下の若い世代を中心に38万~45万人が死亡したという。 これは、1923年の関東大震災の死者約10万5千人の4倍近い。 悪いことに、同時期に第一次世界大戦と関東大震災があったため、そちらへ関心が向いていたことだ。 それに、「かぜ」という名前が、この病気を軽いものだと誤解させたらしい。 最終的には、世界人口20億人の約3分の1が感染し、第一次世界大戦の戦死者の4倍にあたる、 4千万人以上が死亡した。 慶応大学の名誉教授・速水融氏(歴史人口学)は、 「春に流行が始まった点など、今回の新型は、スペインかぜの再来と思えてならない。第2波に備えるたびに、過去の被害の実態や当時の人がどう対処したかなど、過去の歴史を知ることが重要」と強調する。 (讀賣新聞) ◆注意しなければならないことは、スペインかぜも第1波は症状が軽く死者も少なかったことから軽視した。米カンザス州の軍基地で集団発症したが、大多数が数日で症状が消えたため「3日熱」と呼ばる程度だった。 ところが、凶悪化した第2波、第3波の流行が世界を駆け巡ったことだ!  そして、4000万人以上が死亡したという事実がある。 ※現在のところ新型ウイルスは、人間での増殖能力は不完全だが、遺伝子のたった一ヶ所が変化するだけでも、人間の体内で増殖しやすい性質を獲得する可能性があるという。 新型と季節性インフルエンザのウイルスが混じりあい、新たな性質を獲得する危険性がある。 ◆∞◇∞◇◇∞◇∞◆ ◆医療事務 資格取得ガイド

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