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カテゴリ:映画の国
やっとやっと、The Da Vinci Codeであります。
DVDになるのを待っていたんです。 こういう推理ものって久しぶりにみます。本を読んでしまった人はつまらないそうですが、私はそのアドバイスに従い、本は読まずに映画だけを楽しむことにしました。 途中から展開読めちゃったなー。ちょっと残念でした。 しかし!あの作者はよくまあこれほど、暗号や宗教的な背景や説、歴史、その他もろもろと、調べたものですねえ!さすが作家さん。関心関心。(と、私がほめてどうする。)本が読んでみたくなりました。 映画としてはどうか。スリリングだったので★★★。 演技としては特にどうってことなかったような。涙を誘うとか、恐怖を感じるとか、演技によって観客が心動かされるわけではなかったので。 でも、「白の魔法使い」だったあの人の演技はいかにもイギリスの歴史研究者って感じで味があってよかった。うまいもんです。最後に捕まって窓越しに必死に叫んでいるあの顔が印象的です。 で、真実がわかって、その後ラングドン教授はどうするのでしょうね。そちらのほうが引っかかります。研究者として真実を発表するのか?発表しないとしたら研究者魂に反するでしょうし。秘密は守るんですかね。 ところで、これ、ドラマ「24」に匹敵するような時間使いですよね。美術館長が死んでから、ラングドン教授が呼ばれて、そのまま逃亡し、ティービングのところで夜明かしをし、夜をついでイギリスへ飛び、真実がわかるまで結局1~2日間くらいですかね?あんなに短時間に2千年もの謎が一気にとけちゃうんですよ。それもこれも館長の残したダイイング・メッセージのおかげ。死ぬ前にそこまで考えるなんて、天才だ。よく途中で死ななかったものだ。そしてあそこまで偶然が重なるなんて、フィクションのなせる業ですね。 そう、フィクションです、フィクション。確かに信憑性はあるけれど、アメリカ人のように映画館の前で「この映画はうそです!」「観てはいけません!」「神様を侮辱しています」なんてプラカードもって、歌ったりして妨害するのはどうなんだろうと思います。そこまで過剰にならなくたってね。訴えたりしないでさあ、素直に映画として楽しみましょうよ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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