2005/05/24(火)22:28
メキシコの生活 交通事情
メキシコに来て数々のカルチャーショックを受けましたが、最もショックを受けたのは、なんと言っても交通事情です。
まず、免許の取得。
自動車学校ありません。
試験ありません。
写真とって、名前書いて、拇印押して、手続料300ペソ(3千円)程度払うだけです。
本来1週間程かかる手続きが100(千円)ペソの賄賂(こっちではプロピーナって言います)を払えばその場で発行されます。
こんな状況なので交通マナーははっきり言って最悪です。
(名古屋+高松)×3=メキシコシティです。
赤信号でも車が来てなければ、右左折してもOKです。(一方通行の進行方向に対して)
ほんの一握りしかウインカー出しません。
ウインカー出したら出しっぱなしで、走り続けたあげく、ウィンカーと反対に曲がります。
メキシコシティーの道はほとんどが一方通行です。4車線とか5車線の一方通行の道だらけです。
そんな訳で「来た道帰る」って事が出来ません。
日本では、「左折は一番左のレーン」から、「右折は一番右のレーンから」って常識ですが、二番目のレーンから右左折するのは常識です。ひどいやつは、3番目、4番目のレーンから右左折していきます。
あと、原付のように「必殺・2段階右左折」っていうのもOKのようです。
こんな交通マナーの悪さを助長しているのが警察です。
ノーヘルで白バイ(?)の二人乗りしています。
通常のパトロール時に信号無視しまくりです。
何かと難癖をつけ、プロピーナを要求してきます。
写真は毎朝繰り広げられる交通整理(?)です。
青信号の方をストップさせて、赤信号でどんどん走らせます。おかげで一方(私が通勤で使っている方)だけ、大渋滞です。
全く意味不明です。ローカルスタッフに聞いても「TONTA(バカ)だから」と答えます。
このような交通整理に対してメキシコ人はブーイングの如く、クラクションを一斉に鳴らします。これがまた騒音の原因です。
今日もメキシコシティーでは快晴の空のもと、警察官の「AVANCE AVANCE AVANCE(前進・前進・前進)」という声が響き渡っています。
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