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テーマ:映画館で観た映画(8343)
カテゴリ:映画 洋画
グラン・トリノを新宿のピカデリーでみてきました。
今回は評価が高くまたもしかしたらもうイーストウッドは スクリーンに今後登場しないのではないかと危惧したので見ました。 週に一度どころか最近は 数か月に一本のペースでしか 映画館でみられない。 DVDもみたい作品がたくさん。 作品を選ぶ選定はブログで世間の評判をチェックしてからという流れ。 私個人はCGばかりの資金のかかった映画は好きではない。 映像でごまかすなよ、もっと本音にうったえろと最近の作品には 批判的。まったくみるだけなのにね。作る方は大変なのに勝手なこといってる。 前評判通りに 男の生き方を見せつける。 こんなように自分の人生をけじめをつけたいというような 人間として正と死に取り組む主人公に尊敬の気持ちをもちました。 やはりアメリカは民族の細かい国。 イエロー、ブラックと肌の色 このポーランドじじい、イタリア野郎、賢いアジア系 差別ではないけれどたくさんの言葉がいりまじる。 朝鮮戦争で勲章ももらいフォード車の組立工で 1972年製のグラン・トリノを磨きあげテラスで コーヒーやビールを飲み 愛犬ディジーと過ごす毎日。 芝生の手入れは欠かさず頑固おやじで孫もよってこない。 妻をなくした葬式では孫の服装に顔をしかめ その後の食事会で息子に「あいつらはハムを食べにきただけ」 「お前に椅子だしを頼むといつになるかわからん」といい 偏屈な親父。感謝の気持ちはないのか。 私の父親みたいだよ~でも会いたいとか思わないけどね。 私の父は押し付けが多くてね。父は一人ではないからほっときます。 でも主人公のウォルトは朝鮮戦争に出兵しているから 日本人の父と比較はできない。 グラン・トリノを盗もうと街のチンピラに目をつけられるところから ウォルトの日常に変化がおとずれる。 チンピラに命令された隣家のモン族の少年タオがガレージで 物色していると気がついたウォルトが銃をもって追い払う。 ライフル銃をむけられたら怖いでしょう。 そこからモン族との交流がはじまる。 ウォルトと同じようにテラスで時間をすごすタオの祖母は 全く英語ができないらしくなにをいっているかわからない。 「どうせおれのこと嫌いだろう。おれもだよ」こんなかんじ。 ここで お互いにつばをペッとするんだけど 隣家のタオの祖母のつばも負けてなくて 少し笑っ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/05/30 02:45:24 PM
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