巡礼者
世界の音楽を聴くようになり、かつルーツMusicへの回帰と様々な音楽に触れあいながら、ここ数年は心の音楽巡礼者となっていた。 これは、特定の音楽の成立した歴史を遡ったり背後にある文化的側面を理解しないと、なかなか楽しめない部分もあるからだ。 昔は、風流だったしイベントもなかったから、想像力も現代人よりもっと逞しかったにちがいない。我々も想像力、創造力を退化させぬようまた、それらを使って精いっぱい楽しみたいものだ。与えられるものに甘んじて自ら作り出すことをやめてしまうのは、自殺行為に思えてならないのは私だけだろうか? 巡礼者としての私の旅は、果てしなく続くのだ。