佐賀県だってICT

2008/06/04(水)22:18

「産・学」ダブル受賞

 NPO「NetComさが」の西村龍一郎事務局長と、佐賀大学理工学部知能情報システム学科の渡辺健次教授が「産・学」ダブル受賞の快挙です。  情報通信分野の普及に貢献した個人や団体に贈られる総務省九州総合通信局長表彰・情報通信月間表彰において、佐賀県から両団体が選ばれました。 ◎佐賀新聞(2008/06/04)  西村、渡辺氏に九州総合通信局長表彰  情報通信分野の普及に貢献した個人や団体に贈られる総務省九州総合通信局長表彰を、NPO「ネツトコムさが」の西村龍一郎事務局長(53)と、佐賀大理工学部の渡辺健次教授(43)が受賞した。超高速回線「JGN★(ジヤパン ギガ ネツトワーク★)」を軸に、普及と活用の側面からそれぞれ成果を挙げたのが評価され、県内は「産・学」ダブル受賞となった。  JGN★は、国の研究機関が所有する超高速回線。渡辺教授は「次世代高度ネットワーク九州地区推進協議会」の推進部会長として四年間にわたって、JGN★の活用促進に取り組んできた。  西村氏はJGN★を使用して、昨夏の佐賀総体で県内CATV局が制作した競技映像を九州や東北、北海道のCATV局などに中継した。中でも宮崎県の高校にハイビジョンで生中継する実験を成功させ、放送と通信を融合させる新たな活用法を提示した。  渡辺教授は「たくさんの人に楽しく参加してもらった結果」、西村氏は「これを機に県内のブロードバンド利用をさらに高めたい」と話した。  表彰は毎年6月の情報通信月間に合わせ、情報通信部門と電波部門で行っている。ことしは情報通信部門は西村氏ら3個人、3団体、電波部門は1個人、4団体が表彰された。 ★はアラビア数字の2  私事ですが渡辺教授と佐賀県CIO(最高情報統括監)の川島宏一氏と一緒に、農業のICT利用について話し合っています。  センシングやライブカメラを利用して各種のデータを集め分析し、若い世代への技術伝承に付与し農業を活性化する試みです。  また食品の「安心・安全」を保証するトレーサビリティにICT技術を活用し、消費者への情報の可視化を進める事で消費拡大を目指しています。  先日(5月31日)に、お二人に私の露地及び、ハウスみかん園を視察してもらいました。  お二人共にみかん園には直接には接したことが無いようで、色々と啓発受けたと仰っていました。  今後も情報を交換しながら、どんな事が出来るが考えていく事にしています。  

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