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マンション管理士イダケンが管理をグッと良くする

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カテゴリ:マンション管理士

マンション管理士や設計事務所等のコンサルタントは、管理会社や設計事務所等から支払われマージンをあてにして商売をしていることが多い。

管理会社が決まれば、委託料年額の1カ月分から3カ月分

施工業者が決まれば、施工費の1から5%

管理組合からもらえるコンサルタント費と、業者から受け取るマージンの双方の報酬が発生する。

民間企業であるから、マージンを受け取ることが法律に抵触することはない。

業者から受け取るマージンの弊害を考えてみる。

  1. 適正な競争が阻害される
    業者からのマージンを当て込むコンサルタントは、少しでも多く紹介料を支払う業者が決まるよう誘導する懸念がある。

  2. 良い業者を選ぶチャンスを失う
    一切コンサルタントに紹介料を支払わない業者もある。こういう業者に限って、品質は高い。コンサルタントが儲けたいがために良い業者を選ぶ機会を失う。

  3. コンサルタント選択時の見積比較がしにくい
    イダケンのように双方報酬をもらわないコンサルタントが出す見積と、業者からの報酬を当て込むコンサルタントが出す見積では、当然マージンをもらうコンサルタントの方が金額を安くすることができる。

例えば、管理会社リプレイスの際、120万円、90万円、60万円の見積のうちから、一番安い60万円のコンサルタントを決めたとする。コンサルタントの結果1200万円の委託費の管理会社が選ばれた場合、委託料の1カ月分100万円がマンション管理士に紹介料として入り、コンサルタントは合計160万円の報酬を得ることになる。業者から支払われるマージンは、委託料に添加(上乗せ)されることとなり、管理組合は結果、一番高いコンサルタント(マージンをもらっていないことが条件であるが・・)を選んだ方が、負担するお金は少なくなる。

大きな物件であればあるほど業者からのマージンは高くなり、マージンをもらうコンサルタントは管理組合に提示する報酬は安くすることができる。

イダケンはインターネットで集客していることから、ほとんどのケースで他のコンサルタントと競合し、金額を比較される。

イダケンはマージンをもらわない主義であるが、マージンをもらっているであろう他コンサルタントよりも安い見積を出し、決定できるという不思議なことがおきる。(どこの業者が競合したか、他社はいくらだったかは決定後管理組合から教えてもらえる)

コンサルタントは管理組合は相場がわからないであろうと、高い報酬を提示し、そのうえでさらに管理組合に内緒にしているマージンを取る。

マンション管理にかかわるコンサルタントは、仕事量が少なくとも儲けを出し、経営を続けられる仕組みがここにある。

なぜ、このような実態が明るみに出ないかというと、

  • マンション管理専業で生計を立てているコンサルタントは全国的に少ない
  • コンサルタントを活用する管理組合はまだまだ少ないため、仕事の絶対数は多いとは言えない
  • 少ないパイで儲けを出すために、業者からマージンを貰うことが定着し、お互いつぶしあいにならぬよう公然の秘密としている。
  • コンサルタントと持ちつ持たれつの関係にある業者は、露呈することはない
こんな事情がある。

イダケンは業界では異端児なのか、コンサルタント業界の常識(イダケンからいえば非常識)的な商慣行からフライングする。だから業者のマージンをあてにしなくとも、人件費の積み上げ方式(イダケンの中では正当な報酬と思う)の見積で仕事を頂ける。

マンション管理士や設計事務所は管理会社のやり方を批判するが、批判するコンサルタントは業者からのマージンを取りませんとプレゼンで大々的に『嘘』を言う。イダケンはどちらがよいのか?と聞かれると真剣に悩んでしまう。どっちもどっちだ。

インターネットのマッチングサイト(見積取得サイト)では、管理組合からは報酬はもらわないが、業者から紹介料をもらうと公言している

http://m-kanri.biz/unei/faq.html

http://www.mansaku-net.jp/mansion/main/info/index3_c.html

公言し、管理組合が納得すればこれはありなのだ。

業者からマージンをもらうことを内緒にしているのはコンサルタントはやましいと思うからであろう。

やましい気持があるから、業者からは一切マージンをもらいませんなんて管理組合の前で『嘘』をついたり、業者からもらえるマージンのことを隠したりするのである。

業者からマージンをもらうのなら、その部分を管理組合に明確にするべきである。イダケンからすれば、嘘をつくのも内緒にするのも大差はない。

顧客である管理組合に対してやましい気持ちがあったり、嘘をついたりしてまで、儲けて、何が楽しいんだろう?とイダケンはいつも思う。

『嘘」や『内緒ごと』をするコンサルタントつきあって信頼関係を成立するなんて無理だし、そんな考えを持つコンサルタントが誠実な仕事をするとは思えない。

何をキレイ事をいってと、イダケンを敵視するコンサルタントは多いと思うが、管理組合向けのプレゼンテーション会の時に『ノーマージン』宣言をしながら、平気でマージンをもらう貴方たちこそキレイ事をならべているのでは?と思う。

ちなみにここに書いているコンサルタントは少数派ではありません。

皆さんはどう思いますか?

参考までにこんなことをしているコンサルタントもいます。

http://plaza.rakuten.co.jp/idaken2007ms/diary/201008220000/

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最終更新日  2011.02.01 23:06:43



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