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カテゴリ:管理組合
『モンスター区分所有者』という言葉を、ブログやメディアで目にする機会があります。
分譲マンションにおけるパワーハラスメントの実態を考えてみます。 イダケンは、 ・区分所有者 ・組合の役員 ・管理会社従業員 ・マンション管理士 の四つの立場を経験しています。 それぞれの立場で、パワーハラスメントを受けた・・と言う実感はあります。 管理組合のパワーハラスメントのガイドラインは目にすることはありませんが、職場のパワハラについては人事院のホームページに詳しく紹介されています。 これを参考に管理組合に例えると・・・ 『地位や権限及び優位性(専門知識が豊富であり、役員経験がある等、組合運営において相対的に優位な立場を利用した言動を含む)を背景に、粗暴な言葉や態度等その手段や態様等が適切な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与え、あるいは管理組合運営を悪化させること』 がパワハラとして定義される内容ではないかと考えます。 パワハラの対象は・・・ ・役員以外の組合員⇒理事長等役員 ・役員以外の組合員⇒管理会社従業員 ・役員⇒管理会社従業員 ・役員⇒役員以外の組合員 等が考えられます。 一旦、パワハラを受けると、前向きに組合を良く使用とする気持ちや、積極的に取り組もうとする姿勢を減退させ、組合運営を悪化させます。 パワハラを気にしていたら、文句があっても言えないじゃないか!? と憤る方もいる方もおられると思いますが、 パワハラの行為は、許容範囲を超えた・・・ ・暴言 ・執拗な批難 ・威圧的な行為 ・行為の強要 などを指します。 具体的には ・人間性を馬鹿にしたり・・ ・二言目には、お前を首にしてやる!管理会社を変えてやる!と脅かしたり ・机を叩いたり ・毎日長時間電話や、長文のメールを送りつけたり ・謝罪したことや、終わった過去のことを何度も繰り返したり ・自分の意向に沿えない限り、批判を繰り返したり こんな行動です。 叱咤激励も、度を超えるとパワハラになりますよ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.03.23 20:22:58
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