こんにちは。 スティッキー少尉です。
・ WTO=世界貿易機関の上級委員会は、半導体工場などで使用する 「日本製の空気圧バルブ」 への韓国政府の高関税措置について、WTO協定違反だと最終の判断を下した。という旨のニュース報道があった。[2019年9月11日報道]
(以下は、「
NHK NEWS WEB」 の記事です。URLアドレスは [https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190911/k10012074951000.html])
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WTO 韓国の高関税 是正求める最終判断 日本“勝訴”
2019年9月11日 0時00分
韓国政府が半導体の工場などで使われる日本製の空気圧バルブに高い関税をかけていることについて、WTO=世界貿易機関の2審にあたる上級委員会は、韓国の措置はWTO協定違反だとして、是正を求める最終判断を示しました。1審にあたる小委員会に続き日本の主張が認められた形で、事実上、日本の勝訴が確定しました。
韓国政府は、半導体や自動車部品などの生産ラインで使われる日本製の空気圧バルブが不当に安く販売されているとして4年前から最大でおよそ23%の関税をかけています。
日本政府は、価格は適切だとしてWTOに提訴し、1審にあたる小委員会は去年4月、日本の訴えを認めて韓国側に是正を求める判断を示しましたが、韓国政府はこれを不服とし、日本政府も一部の主張が認められなかったことから、上級委員会に上訴していました。
この判決にあたる報告書が日本時間の11日午前0時に公表され、韓国側の主張に対し、日本製品の輸入が韓国製品の価格を低下させる圧力となったのかや、日本製と韓国製では価格や性能が違うのに両者の価格が比較できるのかなどについて適切な説明がないと指摘しました。
そのうえで、日本製品に関税をかけた措置はWTO協定に違反するとして、韓国側に是正を求める最終判断を示しました。報告書では日本側の主張が認められた形となり、事実上、日本の勝訴が確定しました。
このため、韓国政府は、日本製の空気圧バルブに関税をかける措置をやめなければなりませんが、太平洋戦争中の「徴用」の問題や輸出管理の厳格化をめぐって両国の関係が悪化する中、韓国側の出方が注目されます。
世耕大臣「韓国に速やかな是正求める」
WTO=世界貿易機関の上級委員会が韓国に是正を求める最終判断を示したことを受けて、世耕経済産業大臣は談話を発表しました。
この中で、世耕大臣は「日本企業に対する不当な措置が継続されないよう、韓国に対しては、WTO協定に整合しない措置の誠実かつ速やかな是正を求めていく」として、韓国政府に対し、日本製の空気圧バルブにかけている関税の速やかな撤廃を求めました。
また、仮に韓国政府がWTOの是正勧告に従わなかった場合には「日本はWTO協定の手続きに従っていわゆる対抗措置を発動することができる」として韓国側に対し、対抗措置を発動する可能性も示唆しました。
‐(以上)
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リンク元 |「ムーディーズ」 韓国企業13社の格下げ検討 [2019年9月15日配信]
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