銀河鈍行鉄道イダテン号

　　こんにちは。 スティッキー少尉です。




・ 中国の習近平政権は２０２２年８月４日正午 （日本時間同日午後１時） から、台湾を取り囲む６カ所の海空域で軍事演習を開始。当該の最中、中国軍の弾道ミサイル５発が日本の排他的経済水域 （ＥＥＺ） に落下した。という旨のニュース報道があった。［2022年8月4日報道］

（以下は、「時事ドットコム」 の記事です。URLアドレスは ［https://www.jiji.com/jc/article?k=2022080400850&g=int］）


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中国、弾道ミサイル１１発発射　日本のＥＥＺに５発落下―台湾囲み演習、米長官が非難
2022年08月04日22時51分

　【北京、台北、プノンペン時事】ペロシ米下院議長の台湾訪問に反発する中国の習近平政権は、予告通り４日正午（日本時間同日午後１時）から、台湾を取り囲む６カ所の海空域で軍事演習を開始した。中国軍は台湾周辺海域に１１発の弾道ミサイルを発射。台湾の軍事専門家によると、中国軍による台湾周辺への弾道ミサイル発射は１９９６年以来２６年ぶりで、台湾をめぐる軍事的緊張が高まっている。

　これに関連し、岸信夫防衛相は、中国軍の弾道ミサイル５発が日本の排他的経済水域（ＥＥＺ）に落下したと明らかにした。岸氏は「わが国の安全保障および国民の安全に関わる重大な問題だ」と批判した。また、ブリンケン米国務長官は、カンボジアで開かれた東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）との外相会議で「台湾の現状を変える一方的な取り組みに反対する」と語り、中国を強く非難した。

　中国軍は７日正午まで演習を続ける予定。期間中は船舶や航空機が演習区域に入らないよう要求している。中国は９５～９６年の第３次台湾海峡危機でも、台湾周辺で演習やミサイル発射を行った。

　台湾国防部（国防省）によると、中国軍は４日、台湾の北部、南部、東部の周辺海域に計１１発の弾道ミサイルを発射した。台湾軍は早期警戒システムで中国軍の発射状況を把握し、戦闘準備態勢を強化。「地域の安定を損なう不合理な行動だ」と批判した。

　中国軍東部戦区は、山間部からミサイルを発射する映像を公開。台湾沖に複数のミサイルが着弾するイメージ動画も付けた。同戦区は報道官談話で、ロケット部隊が台湾東部沖の複数地点に向けて多種類のミサイル試射を行い「全て正確に目標へ命中した」と強調した。国営中央テレビによれば、４日の演習には戦闘機や爆撃機など約１００機や１０隻以上の駆逐艦などが参加した。

　日本の防衛省発表によると、台湾東部沖に着弾したミサイルのうち４発は５００～５５０キロ離れた福建省沿岸から発射され、「台湾本島上空を飛翔（ひしょう）したと推定される」という。台湾上空を中国軍の弾道ミサイルが飛んだのであれば初めてとなる。

　同戦区は陸軍部隊も台湾海峡の東部区域で長距離の「実弾射撃訓練」を行ったと発表した。

　台湾国防部は、中国の演習開始に当たり「台湾海峡と周辺離島の状況を厳しく監視し、適切に対処する」とのコメントを発表した。中央通信社によると、国防部は中国の演習区域の一部が台湾の領海や隣接区域を侵し、国際航路を危険にさらしていると指摘、「国際秩序に挑戦し、台湾海峡の現状を破壊する行為だ」と非難している。

　中国国防省の譚克非報道官は談話で、東部戦区が台湾周辺の海空域で「的を絞った演習」を実施していると説明。「結託する米台を震え上がらせるものだ」と主張した。


‐（以上）




リンク元 ｜【尖閣諸島沖】 中国海警局の船２隻、相次いで領海へ侵入 ［2022年8月8日報道］




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