1年間の治験生活がそろそろ終わりになります。
長かったような短かったような？

治験薬の飲用は先日おわり、あとは薬なしでどうなのか？
経過観察期間が少し残っています。

毎日4回血糖測定して、射ったインスリン量を全て記録していくマメな作業は、ズボラなわたしには苦痛かな〜と心配でしたが、馴れて日常化していきました。
やればできるんだな〜


毎日飲んでた薬、さいごの1つぶ。記念にパチリ⭐︎

隠さないとマズイだろうとモザイクかけたら、怪しさ満点の写真になってしまった。。




SGLT2阻害薬（治験薬）
尿からの糖の再吸収を阻害して排出し、血糖値を下げる効果のある薬。

糖は生きる上で重要なエネルギー源なので、できるだけたくさん摂れるように尿管から血液中へ再吸収するしくみになっているのだけど、それをさせないで尿に出しちゃうのです。
まだ使えるのにモッタイナイ。でもイラナイ！
糖の断捨離 なのです。おお、うまいこと言った



※画像お借りしました。
わかりやすい図があったサイト　https://dm.medimag.jp/column/24_1.html


余剰分を出すだけなので高すぎる分をある程度下げるだけ。
超高血糖だった場合は高血糖まで、チョイ高血糖の場合は普通まで下がる。
普通なのが低血糖に下がる心配はない。（注射を射ちすぎたり、運動過剰なら当然なるケド）

2型ではすでに使われている一般的な薬。
1型でも効果があると認められたことで、保険適用のために治験が行われています。
薬の性能はだけど、1型さんに使っても問題ないかを確認してるんだと思う。
今も買うことはできるけど高めで、月に5,000円くらいとか？
「保険が効くようになるまであと3年はかかる」と治験開始時に聞いたので、もう2年後になるのかな？？

尿の量が増えるので、脱水に注意して、水分をたくさんとることが重要。
糖を含んだ尿が多く出るため、尿路感染症にも注意。菌が繁殖しやすい環境になるのでなるべく清潔にすること。

開始後数ヶ月間は体重が減りますが、体が慣れると戻っていくようです。
それが一番ガッカリ..  

乱高下なために「なんで！？」っていうナゾの高血糖・低血糖が日常茶飯事だったわたし。
いままでがおかしかっただけに、「えっ！なんでこんな普通な数値ばっかり！？」って驚く、ブログのネタにならない イイ感じの血糖値がバンバン出て、とてもラクでした。
それでも乱高下傾向もあり、高血糖も多かったけど。
例えるなら、寝相がひどくてよく部屋の外の廊下で寝てたのが、布団からはみ出るくらいになった・・
そんな感じの日々でした。

この薬による死亡例もいくつかあるようですが、高齢の方の脱水によるものみたいです。
ただでさえ、脱水や熱中症で亡くなる確率が高まるお年頃なので、起こり得ると思いました。

「水を多く摂るように」というのは人にもよりますが、日に2リットル が目安だそうです。

食事で体内に入る水分量ってわりとあって（乾いた食品でも水分量ってあるんですよ！）、それは計算外にしての飲料「2リットル」だと思うので、食事をぬいたり減らした場合は、代わりにもっと水を飲まないといけないと思われます。



薬の効果は、だいたい3日くらいでなくなるそう。
基礎インスリンと同じような感じに、毎日続けることで効果が重なって一定の水準で効いてるので、やめてすぐに効かなくなるわけではなく、徐々に体内から減って、なくなっていくようです。

すぐに変わるわけじゃないけど、また高血糖＆乱高下の日々に戻ります〜
そして、以前はどのくらい射ってたか、一年も経つと忘れているもんですね。
そのときの季節、体重、食べているもの..など、いろんな要因でインスリン量は変動していくから、1年前と同じってわけでもない。
やりながらいまの量を探っていくしかないですね。 

参考に一年前のノートを見たら、基礎は現在ほぼ半分になってました。
徐々に増やす必要ありそう。



先生から今後のコントロールについてお話し聞いてください。｝
とのことで、先生によると、

食後血糖値が上がってくると思うので、たくさん測ってみてね。
あと基礎インスリンは朝が90くらいを目標に、低血糖にならないよう調整していくといいです。
一日の血糖値をコントロールするのは朝が肝心で、食後を200に収めたいから、朝起きた時 90 だとラクなんです。
でも朝が180あったら、あと20しかないですからね。

うまくいく人は頑張れば A1c5.8 とかも可能なんです。
そういう人から見ると、A1cが8％台って「なんで？」って思われるかもしれないけど、乱高下の人は頑張っても無理なんですね。
でも、腎臓はいい薬が出ているし透析の心配はもうなくなりました。
ips細胞がうまくいけば、この病気も治ってしまいますよ。
100歳まで元気に生きましょう！

改めて基本のアドバイスもしていただき、よーしやるぞ〜！とやる気スイッチ入りました。


-　つづく　-


※注意※
先生の言葉などは思い出しながら書いてるので、実際と変わっているかもしれません。
すべて正確な情報とはいきませんが、調べることで知識が増えるきっかけになるといいなと思います。