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カテゴリ:生きること、自然、そして、環境
2.3ヶ月前のこと、玉川上水に沿って走る五日市街道で信号待ちをしていたら、和服を着た年老いた白人男性が、街頭の柱にくくりつけられていた、ステ看板を片づけていた。
こんなことをする人ってなかなか見かけない。たいがいは、警官か役所の関係者だ。違法な看板とはいえ、撤去するには、それなりの手続きがいるからだ。 役所に、道路を清掃するボランティアについてのチラシがあった。ステ看板を撤去するボランティアを「違反屋外広告物除去推進協力員」というらしい。協力員になるには、地元の商店会、自治会、PTA等の地元の団体で、 1.協力団体として申し出をし、覚書を締結する。 2.協力員を推薦する。 3.建設事務所は、協力員を委嘱する。 4.協力員は、説明会を受講後、撤去作業を実施する。 ということだそうだ。 この、「違反屋外広告物除去推進協力員」は、国土交通省が進めている「ボランティア・サポート・プログラム」というのもあるらしい。それは、住民グループやボランティア団体の方たちに一定の区間を清掃や植樹などを任せる仕組のひとつだと思われる。 これは、アメリカで始まったこのシステムで、日本でも多くの団体が参加しているそうだ。 確かに、団体として、行った方が、効率的だし、管理しやすいし、認定制にすることで、事故が起こった時に、責任の所在を明確にし、対応しやすいと思うが、なんか、堅苦しくて、動きにくいという感じがした。 玉川上水で見た、白人男性は、たぶん、これらの組織に入っていないように思えたが、彼のように、個人個人が、自分たちの街や道を守るって事の方が、団体でいろいろやるよりスマートな気がした。 道は、かつて、近所の人が自主的に家の前を掃除をしたり、囲碁や将棋を指したり、井戸端会議をしたり、子供の遊び場だったりと、コミュニケーションの場であったけど、もう今は昔の話になってしまっている。 そして、道路は自分たちの場所でなくなった。 だから、ステ看板などが立てられるし、道路に平気でゴミを捨てられる。環状八号線の東名高速の入り口付近の中央分離帯は、ほんとゴミの山だ。 自分たちの場所は、自分たちで守るという事を、自然にできる。って事って、今の日本人に、なかなか出来ない事なのでしょうかね。 しかも、法律でがんじがらめでになって、法律違反が怖くて、自分の街を守れない。 個人が、自分の信念に基づいて、自らリスクを持って行動をする。こういう生き方っていいよね。 玉川上水の和服を着た白人男性を見てそう思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004.08.15 15:30:42
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