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テーマ:心の病(7489)
カテゴリ:「個」「孤独」「群」「共同体」
関西出身の人間からすると、とても、残念な話だが。関西は、都市型のいわゆるキレた犯罪の先進地域。
最近起きた、岸和田の児童虐待事件(関連記事)、附属池田小事件(宅間守)も、神戸児童連続殺傷事件(酒鬼薔薇聖斗)、奈良長女薬殺未遂事件、和歌山の毒物カレー事件(林真須実)、西宮の将棋名人の息子による金属バット殺人事件・・・・。 電車の車掌をサラリーマンが殴り殺すという事件も、大阪が東京より早かった。 関西は、首都圏と共に、都市化が進んだ地域である。東京に住んでみて思うのだが、今は、その勢いは落ちてはいるものの、都市化は、関西の方が、首都圏より早かったのではないかと思う。それは、同時に、都市型の、現代病的な犯罪の先進地域でもある。 だが、最近は、首都圏の方が都市化が追い越したにも関わらず、いぜんと、関西の方が悲惨な事件が多い。 その原因は、もしかすると、ひとつの食品が影響しているのかもしれないのだ。 キレる子供や、鬱の大人の脳には、セロトニン神経が弱まり、セロトニンという脳内物質が不足しているという。 セロトニン神経は、昼夜逆転したり、日光を浴びないなど、都市化した生活を続けたり、ストレスを受けたりすると、肉体的に疲れて乳酸が増えたりすると、弱るそうである。 その、セロトニン神経の出す、セロトニンの材料となる物質は、体内では生成できず、体外から食物として摂取しないといけない。その物質は、納豆などの大豆製品、バナナ、チーズなどの乳製品に含まれている必須アミノ酸「トリプトファン」である。 この「トリプトファン」を含んだ食品の中で、首都圏と関西とで消費量が極端に違うものと言えば「納豆」であろう。 生活習慣や、緯度が同じで日照時間や日光の強さが近いとして、違うとしたら、おそらく「納豆」による、差が、悲惨な凶悪犯罪に繋がっているのかもしれない。 ちなみに、新潟などでも、女性監禁事件や新潟毒物事件などが起こるのは、日照時間の短さと関係しているかもしれない。 今日は、近くのダイエーで、今月の特価ということで「におわなっとう」が、煩悩価格3つ108円で売られていた。この「におわなっとう」は、関西の納豆嫌い対策のために作られた商品だ。 今は、この「におわなっとう」が、関東でも売れているという。それは、あの臭いが少ないからである。 いろいろ、納豆の臭いを減らした食べ方もあるが、キライなものを無理やり食べさせるのも酷な話し。それに、まずいと思って食べる事も、ストレスの原因になるので、あまりおすすめできない。 トリプトファンを摂りたいのなら、乳製品とバナナなどの食品を摂取し、セロトニン神経を活性化する、反復運動を、長期にわたって継続する必要があるだろう。 むかし、大阪で、仕事でファッションモデルなどを扱っていた事があるが、バナナと牛乳は良く取っていた。そして、毎日行う、ウォーキングの練習。それは、セロトニン神経を活性化させる行動といえよう。 セロトニン神経が活性化すると、背筋が伸びるという特徴がある。当時、モデルが、牛乳とバナナをよく食べるので、まるでサルみたいだと、会社の先輩はバカにしていたが、モデルは、背筋を伸ばすために、経験的に、バナナとか牛乳を摂っていたのかもしれない。 関西人は、納豆がダメなら、モデルを目指せ!! それが、もしかすると、悲惨な都市犯罪を減らすかもしれない。ただし、最低3年かかるらしい。 なお、食生活については、あくまでも、一般論で、摂取量などの、裏づけをきっちりしていないので、また機会があったら、いろいろ、データで裏づけしてみたいと思う。 ★参考文献★ セロトニン欠乏脳 キレる脳・鬱の脳をきたえ直す 著者:有田秀穂|出版社:日本放送出版協会|発行年月:2003年 12月 サイズ:新書|ISBN:4140880937|本体価格:680円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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