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カテゴリ:食べものネタ
4月1日より、モスバーガーで、期間限定「菜摘ロースカツ」「菜摘エビカツ」「菜摘フィッシュ」の3つの「野菜のバーガー」が発売された。
これは、パンの代わりに、キャベツのやわらかい葉っぱの部分でくるんだ、ハンバーガーだ。野菜でくるんでいる都合、店内でのみ食べることができる。 さて、モスバーガーは、ライスバーガーという、焼きおにぎりでサンドした感覚のハンバーガーを、長年販売し、定番メニューになっている。 ハンバーガーは、ハンバーグをパンに挟んだもので、ハンバーグは、もともと、ドイツのハンブルグ・ステーキが語源で、さらに、その料理自体の原型は、北アジアの騎馬民族の料理だという。 それを、パンに挟むようになったのは、今から丁度100年前の1904年に、セントルイスで開催された世界博覧会で、ハンブルグステーキが熱くて持てないので、パンに挟んだ事が始まりだという。 つまり、ハンバーガーは、ハンブルグステーキを、パンで挟んだものである。 また、ハンバーガーに挟まっているものは、牛肉でないと、ハンバーガーと呼ばないという、定義があって、ハンバーガー店の代表格である、マクドナルドも、白身魚のフライをパンで挟んだものを「フィレオフィッシュ」と呼ぶことで、ハンバーガーと区別していた。 まあ、最近は、そのこだわりも、少しずつ、失いつつあるようだが・・・。 さて、ハンバーグに対して、ハンバーガーは、パンに挟んだものという事になる。しかし、モスバーガーの、ライスバーガーや、菜摘バーガーは、パンで挟んでいるのではなく、ライスであり、野菜で具を挟んでいる。 通常、○○バーガーと言われるものは、○○というものを、パンで挟んだ場合を言うが。モスバーガーの場合、挟んだ素材で、△△バーガーと呼んでいる。 だが、実際は、○○△△バーガーという言い方をして、○○を、△△で挟んだハンバーガーという形でネーミングされている。 #なんか、ドメイン名みたいだね。 既に、焼き肉ライスバーガーが発売された時点で崩壊しているのだが、この食べ物には、ハンバーガーに挟まれている、ハンブルグステーキも、ハンバーガーを挟んでいるパンも存在しない。 しかし、多くの人は、それを、ハンバーガーと認識している。 そのわりに、ベーグルという一種のパンで、肉類を挟んだ、ベーグルサンドは、明らかに、ハンバーガーという認識はしていない。 ハンバーガーの定義とはなんだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004.04.07 23:17:47
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