2004/08/11(水)10:10
何かをきっかけに話し合いの場を作る
タイでのまちづくりの様子をビデオ撮影しに、タイ東部の町に来ている。
ここでは、住民主体のまちづくりとして、様々な、取り組みを行っている。
このまちづくりをしていくには、様々な、話し合いの場や、学びの場を作る必要がある。
そこで、タイのこの町では、人々が集まりやすいように、様々な仕掛けをしている。
たとえば、積立金の回収をする日に、町のお金を話す会合を開いたり、もともと、タイの人はお祭り好きというか、イベントが大好きというか、パーティ好きなので、ちょっとした食事会を開いたりするそうだ。
ただし、なんでもかんでも、同時にやってしまおうとするために、話がゴチャゴチャになることもあるというが、わざわざそのために人を集めるのではなく、何かにかこつけて、同時に人を集めるのはなかなか効率的である。
日本では、そのために、わざわざ集めるという事が多いように感じるが、そのために、わざわざ出かけないといけないということで、ネガティブな感情を持ちやすく、それが、話し合いへの参加者を減らす結果となり。まちづくりへの住民参加が弱くなっている面があるように思う。
話し合いに、人を巻き込む仕組みとして、何かをきっかけに、話し合いの場を作るというのは、なかなかいいアイデアだと感じた。