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2004.10.02
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カテゴリ:食べものネタ
天気がいいので、散歩がてらに、代々木公園の近くの井の頭通り沿いの「ルヴァン」という、パン屋に行った。
自家製天然酵母パン屋さんで、パンは、重さで売っている。
パンを買う前に、隣のカフェで食事をする。
道路に面した、席に座る。目の前が道路で、どうも、抜け道になっているのか、けっこう交通量が多いにもかかわらず、席の近くに、鉢物などの植物が多いせいか、道路から守られているような気がする。
さまざまなパンと、ゴマを使ったペースト、そして、パンの上に乗せる具が出てくる。
どのパンも、とてもおいしい。特に、中にコーンの入っていたパンが気に入った。
だけど、買って帰るパンは、別の木の実やドライフルーツのいっぱい入っているパンにした。
この店は、国産小麦に拘っているらしい。
5月に、滋賀県甲良町に行ったときに聞いたのだが、減反政策のために、お米が未だに生産量を抑制されたままなので、田んぼを遊ばしたままにしているのはもったいないと、小麦を作り出した農家が多いそうだ。
国産の小麦は、海外産より高くて、品質があまり良くないために、競争力を失って、駄目になっているというイメージがあるが、実際は、かなり力を入れて生産されているようである。
香川県の讃岐うどんの店でも、地元の小麦のみを使っているところがほとんど無い状態なのだが、国産の麦に拘って、日本らしいパンを目指しているという「ルヴァン」スタイルは、少数派だと思うが、日本国内で生産し日本で食べることで、日本ならではの小麦文化を、大切にしたいという感じがした。
また、このお店は、食の安全性や、健康などにも気に掛けてパンを作っているそうだ。
さて、明日の朝食のパンも仕入れたので、家に帰ることにしたのだが、少し寄り道をすることにした。
代々木公園を横切り、渋谷区役所前にきた。
ここは、渋谷区のコミュニティバスである「ハチ公バス」の起点となっているバス停だ。
停留所に近づくと、恵比寿に行く従来の路線の他に、新しく、笹塚に行く路線があった。
料金も100円だということで、早速乗ってみることにした。
しかし、定刻になっても、バスが到着しない。
バスの乗務員も、バスを待っている。
バスの運転手は、山手通りの首都高速道路の工事の影響で、バスが遅れているそうなのだ。
待っている、間に、暇なので、バスの運転手といろいろ話した。
この、笹塚行きの路線は、9月に運行開始されたばかりの、新しい路線だそうだ。
渋谷区のコミュニティバスは、恵比須方面行きと、笹塚方面行きとでは、バスの運行会社が違っていて、しかも、車両のデザインも若干ちがうそうだ。
東急バスが運行する、恵比寿方面行きは、バスのボンネットの犬の顔になっている部分で、ウインドウ・ウォッシャー
液の噴射口が、目になるようにデザインされているのだが、その目の周りがクリーム色になっている。一方、京王バスの運行する、笹塚方面行きは、噴射口を目のようにしているのだが、まわりが、オレンジ色になっているのだ。
両路線とも、フランス製のシャーシの上にトヨタ・日野系の車体を乗っけたもので、統一感が取れているが、よく見ると違うのだ。
そして、乗務員の制服も、路線によって違うのも、会社が違うから当たり前なのだが、同じようなバスを運転しているのが面白く感じる。
さて、バスが、ようやく到着し、9分遅れで発車した。
車体が小さいために、自衛隊のトラックの後ろに乗っている隊員のような感じに、車体の両脇に、向かい合って座るようになっている。ノンステップパスなので、床が低く、車内に段差が無いので、座る位置は、普通のバスより低い。
乗客は、小さな子供を連れた、親子連れが多かった。見ていると、バスが犬の形をしているので、かわいいから乗せているというよりも、安いから乗っているという感じだった。
バスは、代々木公園の周りから、真ん中を突き切って、山手通りに出る、このあたりは、複数のバス路線が走っている。代々木八幡駅付近のバス停に乗客らしき人が立っていたのでバスが止まる。乗客らしき人は、新しい見慣れないバスが停車したもので、戸惑っている様子で、運転手に、行きたいところを告げた。しかし、残念ながらその方面には行かない。その光景を見て、改めて、このバスがまだ、馴染みの薄い新路線だということを感じた。
山手通りから、代々木の郵便局、代々木警察、オペラシティの西側の道を通り、再び、山手通りに出てから、渋谷本町方面にバスが走る。
そして、あるバス停で、ガードマンが乗り込んできた。
このあたりは、道が狭く、曲がりくねっているために、道路の安全確認のために、保安要員を同乗させて運行しているのだ。乗務員とガードマンは、声を掛けながら、安全確認をしている。
バスは、輸送力の強化のために、大型化しているのだが、そのため、道路の狭い地域の公共交通手段が置き去りにされてしまうことになっていた。この、コミュニティバスは、小型のボディを生かして、古くからある、道の細い町の交通手段として考えられたことが良くわかる光景だった。
道の狭い区間が過ぎ、ガードマンが降り、しばらくすると、終点、笹塚駅だった。笹塚駅近くでも、また、ガードマンが乗り込んだ。道路も狭いのだが、放置自転車やバイクが道路上に散乱しているので、もしかすると、その自転車などを除けたりするのだろうか。
天然酵母パンにしろ、コミュニティバスにしろ、人に優しいという理念で作られている、そんなものを、楽しんだ、ちょっとしたお出かけだった。





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最終更新日  2004.12.01 15:58:20
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