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2005.01.08
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カテゴリ:音楽ネタ
伊豆で行われる、ビーネイチャースクールが主催する「新春のってけまつり」という、ワークショップに参加した。
熱海のリゾートマンションで前泊し、九時過ぎに出る、伊豆急の電車に乗り込む。海側の景色が見やすいように座席を改良した電車だ。
集合場所の駅に着いたら、同じ電車から、わらわらと人が降りてきたが、そのほとんどが、今回のワークショップの参加者だ。
今回のワークショップの目玉の一つが、和太鼓のワークショップだ。
会場の「いりあい村」の古い民家を改造した建物の近くに行くと、和太鼓の音が聞こえる。さらに近づくと、餅つきの道具が置かれていた。
ここで、つきたてのお餅を戴いての、昼食となった。
昼食を食べながら、秋田の竿燈囃子の太鼓を聞く。
親子で叩いているのだが、息のあった、見事な太鼓だ。
じつは、いま演奏している竿燈囃子を、これから、みんなで演奏できるようにするというワークショップなのだ。
見事な演奏だけに、実際に出来るのかという不安が出てくる。
さて、部屋に荷物などを置いて、大広間に集まる。
大広間には、6つの大きな和太鼓が置かれている。
5つのグループに分かれ、最後に発表することになる。
グループに分かれ、叩き方、基本のリズム、基本のメロディを少しずつ覚えていく。
基本のリズムは、太鼓に向かって右側の人が叩き、メロディを、左側の人が叩くというように、二人が同時に叩くことで、曲が出来上がる。そして、疲れたら、演奏を停めずに、メンバーが交替し、一斉に止める合図があるまで、演奏を続ける。
グループに分かれて、練習をする。
交替の練習がなかなか難しい。普段、気を利かせたり、遠慮して生活しているせいか、遠慮する癖が抜けない人が多いのだ。
交替の要員が、一人入ると、叩いていた、二人ともが、気を利かせすぎて、演奏を止めてしまい、演奏が止まってしまうのだ。
また、旋律が紙に書かれているのだが、紙に書かれたとおりに演奏しようとすると、音がよれてしまう。楽譜に頼ってしまうなど、自信を持っていないことが、音となって出てくるのだ。
さて、約2時間の練習の末、ついに発表の時間となる。
他のグループの演奏を聴いていると、それぞれの個性が出てくる。
前日に、夜中の会議を済ませ、睡眠不足と体調不良のままにやってきた、某ワークショップの著作で有名な某広告代理店勤務の人は、日頃のストレスのせいか、叩いている背中が怖い。
そして、そのストレスを発散しようと、重くて、大きな音が出る。お手本の演奏のように、軽妙な雰囲気はない。
また、早く叩きたいという気持ちの強い人は、他人を押しのけて、演奏に入ったり。興奮度が高い人は、旋律の演奏が走りだし、伴奏をしている人が合わせるのに必死になり、裏打ちの音がでなくなってしまう。
太鼓の叩き方一つで、性格や心の状態がわかるもんだね。
さて、他の人には、自分の演奏がどう映っていたのだろうか。

ワークショップが終わった後、しばらく、太鼓を叩き続ける人が続出。ずーっと、ドンドン音が響いている。
気が狂ったように叩き続ける人もいる。
そして、夕食を食べるために、演奏が止んで、しばらくして、気が狂ったように叩いていた人の表情を見ると。
ワークショップ前の、疲れ果てた様子が一変していた。もちろん、疲れてはいるが、太鼓にわき出てくる感情をぶつけたせいなのか、ストレスが発散されたせいか、どこかスッキリとした顔になっていた。
翌朝、昨日は怖い背中で、重い音の太鼓を叩いていた人の太鼓の音が、軽やかになっていた。





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最終更新日  2005.01.12 15:03:48
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