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2005/06/14(火)10:50

タイの日本料理屋でサッカー観戦

タイ・ラオス そして、アジアの国々(274)

いやあ、うれしい。勝って、ワールドカップ出場を、一番乗りで決めてくれました。 今回、バンコクに来て、こちらで、日本代表を応援するとともに、その様子を見に来たのですが。日本より、もしかすると、暑かったかも。 まあ、暑いんですけど。 とにかく、国立などで、パブリックビューイングをしているのだけど。こちらも、数万人しか日本人がいないのに、ホテルに、700人、250人・・・、これで、1000人以上。日本人街の小さなサッカーバーで20人、カオサン通りの日本料理店に役100人という具合に。1000人以上が、みんなで集まって応援した。 これは、日本国内より、明らかに関心が高いということを、数字で表している。 さて、私は、カオサン通りの日本料理店というところに、見に行った。 試合の放送が始まる2時間前から、すでに、席をとろうと、お客さんが来ていた。 さすが、レプリカユニフォームを着ている人は少ないが、みんなサッカーがすきなのだ。 このバンコクのカオサン通りというのは、長期にわたる旅行を楽しむ人が集まるところだ。 彼らの泊まるホテルは、衛星放送なんか入らない、安い宿が多いため、こういう、みんなで、応援できる場所に集まって、サッカー観戦をするのだ。 試合が、始まる。 なんか、太鼓と日本の応援の声が聞こえる。 そこで、スタジアムのほうに駆けつけることにした。 街は、夕方の通勤時間ということもあり、とても混んでいることを予想して、バイクタクシーで移動する。 要は、バイクの後ろに乗るタクシーだ。まずは、裏道を器用にすり抜け、信号の無い道を抜け。車の間をすり抜けたり、対向車線を走ったり、標識を無視したりして。通常のタクシーでは信じられない速さで、スタジアムの方についた。 スタジアムの表からは、規制があって入れないため、裏口のサブグランドの方から入る。 ドンドンドンドンという、太鼓の音が聞こえたので、そこに近づく。 ここでは、試合の様子が見えないので、携帯電話で試合の様子を確認し、その指示に従って、適時の応援をしているのだ。 彼らは、試合を楽しむというより、本当に、日本代表チームを心から応援しているのだ。 他にも、ちょっと覗けるところがあり、そこにも人だかりが出来ている。 前半、ロスタイムに入ったとき、ハーフタイムの笛が、聞こえたので、早すぎると思ったら、後ろで、別のサッカーの試合をやっているので、その笛と気づいいて、なんとなく和やかな雰囲気なる。 しかし、真剣な応援は続く。 ハーフタイムになったので、バイクタクシーで、カオサンのお店に戻る。 さっきより、お客さんが増えている。 まだ、点が入っていない、ジーコ監督になって、点がなかなか入らず、後半になってしばらくして、点が入るパターンが多と踏んで、移動したのが的中した。 移動しなければ、ならない事情があったので、普段の試合では、イライラしたりするのだろうけど、このときばかりは、決定的な瞬間を見逃さなかったという意味で、ジーコジャパンに感謝した。 さて、店内にもどって、最初は、引き分けムードだったのだが、1点入れてから、雰囲気が急に盛り上がる。 しばらくすると、少し余裕モード。時間稼ぎの応援モードになりかけたとき。2点目が入った。 そして、試合終了。 やったー。 彼らは、旅先で、偶然であった人たちで、この世紀の一瞬を見ること、日本を応 援することで、仲良くなり、仲間となって応援している。 試合を見ずに、一生懸命に応援する人たちとともに、なにか、気持ちのいいものを感じた。

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