P-Blog アイデア&インプレッション

2006/02/20(月)02:57

ホーミーがいいらしい

生きること、自然、そして、環境(185)

うちの王子も、今度の土曜日で、生まれて一ヶ月となる。 いろいろ過ごしているうちに、いろんな法則性というか、王子の行動パターンがわかってきた。 お腹が空き、飲んでは、げっぷ、しゃっくり、うんち、おしっこの繰り返しの生活で、王子が起きている時間の多くは、王子にとって不愉快な事だらけで、泣く時間がとても長い。 王子を世話する立場から言うと、なるべく機嫌良くしてくれるのが一番だが、赤児は泣くのが商売だ。 あやしても、あやしても泣く。泣く。泣く。 そこで、いろんな方法で、泣きやむ方法を試してみる。 ・揺らし方を工夫する。 ・泣き方に応じて、いま起きている状況を言葉にしながら、即興の歌を歌って聞かせる。 ・背中をいろんなテンポやリズムで一定周期で叩き続ける。 ・大声で鳴き真似をしてやる。 などなど、いろいろ試してみる。 今のところ、泣きやむのに一番効果があったのは、なんと「偽ホーミー」だ。 「ホーミー」とは、モンゴルなどの遊牧民族の特殊な歌唱法で、倍音を発生させ、その上で、ある周波数を強調することで、一人で複数の音程が聞こえるようにするという技法である。 あるとき、あまりに泣くので、やけくそで「ホーミー」の真似事をしたら、泣きやんだんです。そして「ホーミー」の真似事を止めると、また泣き出すんです。 何回か試していると「ホーミー」の真似事を止めるまでの間に、泣きたい原因がなくなり問題が解決したり、泣く原因を忘れてしまった場合。そのまま泣き止む。そして、時折、そのまま寝てしまうことさえもある。 あまりに見事に泣きやむので、同居人の一人のディジュリドゥの演奏者の前で、やってみせたら見事に泣きやんだので。今度は、彼も「ホーミー」をやってみたら、王子は、ちゃんと泣きやんだ。 しかも、何回やっても、同じ結果だ。 そのうち、私の「ホーミー」の真似事も、ちゃんと倍音が出て、音程も少しずつコントロール出来るようになってきたので、同居人もバカウケしている。 それから、数日、同居人の前で、「ホーミー」で、王子をあやしていると。 「この子は、倍音が好きなのかも」ということで、オーストラリアのアボリジニの民族楽器のディジュリドゥを持ち出して、演奏してあげると。ホーミーの時と同じく、泣きやむんですよね。 ディジュリドゥは、循環呼吸で演奏するので、私の「ホーミー」の真似事より長く音を続けさせられるので、王子の泣きやむ時間を長くすることが出来る。 それにしても、なんで、王子は「ホーミー」や「ディジュリドゥ」など、倍音の出るもので、泣きやむのか未だにナゾである。 ホーミーが聞けるDVD   ザ・カップ 夢のアンテナ ディジュリドゥ

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