ドラマの影響でドクターヘリが増えた！「コード・ブルー」

2010年01月08日

フジテレビ“月９”ドラマ「コード・ブルー－ドクター・ヘリ緊急救命－２ｎｄ　ｓｅａｓｏｎ」（月曜午後９時）が１１日からスタートする。一昨年夏の木曜夜に放送され、大人気となった連続ドラマの続編。フライトドクター候補生を演じた山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香ら人気の若手俳優陣が今回も出演し、候補生たちの成長過程や救急医療の厳しい現場の様子が描かれる。

　１２月に開かれた制作発表では、山下らおなじみのメンバー５人に加え、今回から新たに加わったフライトドクター、橘啓輔役の椎名桔平が出席した。主演の山下は「前回、コード・ブルーをやって、ドクターヘリが実際に増えたといいます。社会に貢献できたドラマだと思う。今回もいい影響が出ればいいなという気持ちが大きい」とアピール。椎名は「医療やヘリコプター関係のエキスパートの皆さんが常にいらっしゃるなど、モノをつくる上で理想的な撮影現場。本当に準備のしがいがあった」と意気込みを語った。

　ドクターヘリは、救急専用の医療機器を装備し、患者に対して救命医療を行うことのできる専用ヘリコプター。前回のドラマ終了後には、一般視聴者だけでなく、医療関係者からも多くの感動の声が寄せられたという。日本航空医療学会の調査によると、平成２０年度の出動は全国で計５６３５回に上り、本格運用が始まった１３年度の６倍超となるなど年々、救急医療現場での存在感を増している。

　「２ｎｄ　ｓｅａｓｏｎ」は、前回で描かれた列車事故の１年３カ月後から始まる。前回は夏だったが、今回は澄み切った冬の空が舞台だ。初回は午後９時～１０時１４分に拡大して放送される。

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　ドラマ「コード・ブルー」“月９”で再登場　「今回も社会に貢献を」