2010/07/02(金)11:07
100歳以上長生きできるかどうかを77%の確率で予測
人間の遺伝子を調べて、その人が100歳以上まで長生きできるかどうかを77%の確率で予測することに、米ボストン大学のチームが成功した。
2日付の米科学誌サイエンスに発表する。
研究チームは100歳以上の長寿者1055人と一般の1267人を比較、長寿に関係の深い150の遺伝子を特定。
さらに、さまざまな年齢で死亡した多くの人たちについてこの150の遺伝子を調べ、それをもとに100歳以上まで長生きするタイプかどうかを計算したところ、77%の確率で正しく言い当てることができた。
また、長寿に特徴的なこれらの遺伝子を数多く持つ人ほど、心疾患や糖尿病の発症率が低いという傾向があった。
研究チームは「長寿に特徴的な遺伝子を調べることが、加齢にともなう病気の予防や治療にも役立つ」としている。
【記事全文】2010年7月2日 読売新聞
100歳以上まで長生き、遺伝子で予測
長寿遺伝子をオンにする生き方
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