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カテゴリ:出産、子育て
娼婦 The Procuress フェルメール Vermeer (1632-75作 1.霊長類の中で、人間のみが自分の子供を殺す。 他の猿は、生まれた子が自分の身体に一度しがみつきさえすれば 決して殺す事はない。 仮にその子供が事故で死んだとしても、ミイラになっても 手放そうとしない。手放すときは赤子の死体が毛皮になった時である。 最も古い性差別による赤子殺しの証拠は、 ロ-マ時代の南イスラエルの売春宿の下水溝から発見された、 赤子の骨である。 DNA鑑定の結果19人の内14人が男の子であり、 2日以内に殺されたものである。 下層階級では、娘が大切にされ、上流階級では財産を相続させるため 男子が好まれたのである。下層階級で娘が大事にされたのは 娘の美貌が、ランク上の階級と親類関係を作るかもしれないからである。 2.人間以外の類人猿の新生児は、必死に母親の毛皮にしがみつく。 しかし、人間の母親は、子供の立場から考えると、 当てにできる存在ではないのである。 このことから、胎児の時から母親の鑑定が、 行われるように進化してきたのである。 ボウルビ-という学者は、幼児はきわめて脆弱であると同時に 生存に不可欠な保護と栄養を確実に入手しようとする 早熟な「社会的行為者」と定義した。 赤子も、なかなかどうして「したたかなのである」。 人間の子殺しが、赤子を進化させたのである。 どのように? 次回。 つづく http://ec.blogmura.com/in/011738.html ブログ村ランキング・ランクin! アイデア生活館 http://koyo.tsubomi.net/idea http://koyo.tsubomi.net お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 16, 2006 07:34:06 AM
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