2933613 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Dog Photography and Essay

雲南省昆明2


「獅子の表情は皆違っていた」

「中国上海写真ライフ」では、
雲南昆明の写真を公開しています。

25.jpg

造園の方法で建てられた円通寺には、
大きな池が造られ池の周りには大理石で造られた欄干がある。
その欄干は2mごとに欄干の支柱があり、その上に子供獅子が、
乗せられている。獅子の表情は皆違っており、また子供獅子が、
向いている方向もそれぞれであり、その表情は実に可愛い。
写真は子供獅子にピントを合わせ鮮やかな六角堂をバックにした。


26.jpg

上に写真は2mごとに造られた子供獅子。
写真を見て分かるとおり、石の風化が相当進んでいるのが分かる。
この子供獅子は池の周り全てに造られており、また八角堂や、
円通宝殿へ渡る石橋の両端にも、子供獅子が参拝者を見守る。
下の写真は六角堂から円通宝殿へ渡るめがね橋風アーチを、
撮影したものであるが、この上にも子供獅子は居る。つづく


47.jpg


「広目天・多聞天・持国天・増長天」

「中国上海写真ライフ」では、
雲南昆明の写真を公開しています。

18.jpg

昆明最古の寺である円通寺の円通宝殿手前には、
四天王が安置されているが、中国各地の禅寺と殆ど、
同じ造りになっている。だが、各地の仏像の表情や、
四天王の表情もそれぞれ個性があり眺めていると心和む。
日本の四天王の表情は荘厳なもので初めて中国や東南アジアの、
四天王を見た時には、その荘厳さはなくユニークな表情である。


19.jpg

日本でも中国でも四大天王の名前は同じである。
広目天・多聞天・持国天・増長天の四天王であるが、
名前と顔姿が一致して言える中国人も少ない。
四枚の写真で一枚目が広目天で千里眼を持った尋常でない眼、
特殊な力を持った眼と四方を守る広目でと訳された。

欲界の六欲天の中の初天で天に住み仏教における4人の守護神。
上から二枚目は多聞天で単独では毘沙門天と呼ばれている。
今NHK大河ドラマ天地人での親方様の上杉謙信は自身を、
毘沙門天の生まれ変わりと信じ旗印も「毘」の文字を使った。


20.jpg

上から三枚目が持国天であり、東方を護る守護神である。
下の四枚目は増長天であるが、中国では黒い顔で宝剣を持ち、
本尊の向かって左手前に安置するルール。四天王の安置する位置は、
四体共に安置する位置が定められ、広目天は本尊に向かって、
左後方に安置し、多聞天はその右隣に安置し、持国天は増長天の
隣に安置している。各守護神の持ち物で見分けられる。

「中国の四天王」をクリックすると更に写真が見れますよ。つづく


21.jpg

「昆明最古の寺」

「中国上海写真ライフ」では、
雲南昆明の写真を公開しています。

27.jpg

唐代(650年頃)に建立され元代(1280年頃)に、
再建された昆明円通寺は、昆明最古の寺である。
元代の再建前までは違う寺の名前だったが、再建後に、
現在の円通寺の名称になった。そして大きな池のある境内には、
石橋を通り八角亭を越えると円通宝殿に出る。


29.jpg

円通宝殿は中国各地にある禅寺宝殿と、
同じ造りになっているが、宝殿の中に安置してある守護神の、
姿は少々違っていた。中の様子は素早く撮影してあるので、
次に公開したいと写真データをアップした所だ。

写真は円通宝殿の境内に置かれてある香炉の画像だが、中国の、
どこにでもある禅寺の香炉に円通禅寺と寺名が彫られていた。


30.jpg


「宝殿の釈迦牟尼如来像」

「中国上海写真ライフ」では、
雲南昆明の写真を公開しています。

31.jpg

写真は昆明円通寺円通宝殿の釈迦牟尼如来像で、
通常では「お釈迦様」と呼ばれ、南方仏教では唯一の礼拝対象。
四苦八苦の煩悩の人を一人残らず悟りへ導こうとする如来。
表情は日本で知られている釈迦像の表情とはまるで違う。

宝殿の後に銅佛殿があり、中に安置されている銅の仏像は、
タイ国から寄贈されたものであるが、この時点で私には、
寺側からガードが付き、撮影する事が出来なかった。

日本では西方極楽浄土の教主である阿弥陀如来や、
薬師如来また大日如来など知られているが中国やタイの如来とは、
顔の表情が日本の荘厳な感じとは全く違う。


32.jpg

上と下の写真の像は誰なのだろうと調べてみた。
だが分からなかったので想像で綴るので間違っているかも?
密迹金剛(金剛力士)像と考える事ができるが、極めて、
中国化された像のようで、金剛力士像は明代以降の、
「封神演義」の影響を受け、陳奇・鄭倫が死後封神されて、
哈二将となったもので仏の守護神とされ四天王とはまた違う。


33.jpg


「麒麟の姿と違い辟邪のよう」

「中国上海写真ライフ」では、
雲南昆明の写真を公開しています。

39.jpg

円通宝殿裏の石段を登るとラマ教門の入り口の左右に、
白い動物の像が置かれているが、これは獅子ではない。
麒麟(キリン)と呼ばれる門のガードをしている。

麒麟といえば、中国では貴金属店などの前に置かれているが、
黒の麒麟で、白い麒麟は初めてお目に掛かった。
日本で麒麟と言えばキリンビールの商標マークが有名だが、
動物園にいる首の長いキリンと違う。


kirin1.jpg

麒麟は架空の動物であり色々な動物の体の部分を、
つなぎ合わせて出来ている。全身は鱗に覆われていて、
姿は鹿、蹄は馬、尻尾は牛いう想像上の動物。
古代中国を中心に東アジアでその存在が信じられていた。

だが、よくよく架空の動物である麒麟の姿と写真の像とは、
蹄が蹄ではなく指が四本ある事に気付き麒麟とは違う?
獅子でもなく麒麟でもなく辟邪のようでもあるが、
魔除けである事だけは確かである。
もし辟邪ならば神話では龍の9番目の息子になるが・・。つづく


40.jpg


「異常気象は龍神の怒り」

「中国上海写真ライフ」では、
雲南昆明の写真を公開しています。

36.jpg

中国で麒麟の他に架空の動物は龍である。
龍は地上の水の支配者であるとされている。
地上に雨となって降る天の水、雲や風、稲妻や雷の支配者。
写真は龍であるが、非常にリアルな描写で造られている。


37.jpg

昔の人は異常気象の年には龍神の怒りと話し、
冬から春になると龍達は、地上の水から天に昇っていき、
互いに雲の中で戦い、稲妻を発し雷を轟かすと言われた。

写真の龍は円通寺から円通山へ向かい、
石造りの階段を上って行くと水路と通路の壁に、
セメントで止められていた。


38.jpg

「中国写真ライフ」へ戻る。
「雲南省昆明3」へ



Copyright (c) 1997-2020 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.