4708281 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Dog photography and Essay

Dog photography and Essay

新疆--西遊記火焔山


「孫悟空の金の延べ棒」

「中国上海写真ライフ」では、
新疆自治区「トルファン」の写真を公開しています。

131.jpg

火焔山の事をウイグルの人々は赤い山と呼んでいる。
トルファンのシンボルでもある火焔山の標高850m。
山と言っても一つの山ではなく赤色砂岩で出来ている。

132.jpg

赤い岩肌が110キロに渡り山と言うより屏風のように、
広がっており、火焔山の山肌には深いシワが刻まれ、
長年にわたる地殻変動と風雨による侵食により作られた。

133.jpg

地元ガイドの話では、極端な乾燥地帯だが、その昔には、
この乾燥した土地にも雨がよく降ったとの事。
この地域では最高気温が50℃にも達し、陽炎が立ち上る。

134.jpg

写真は孫悟空の「金の延べ棒」を模り気温計を作っている。
何ともユニークではあるが、それほど昼と夜の気温の差がある。
火焔山へ出て一番に飛び込んで来たのは孫悟空達の像だった。

135.jpg





「中国四大名著の中の一つ」

「中国上海写真ライフ」では、
新疆自治区「トルファン」の写真を公開しています。

136.jpg

西遊記が書かれたのは16世紀の事であるが、
中国四大名著の中の一つに数えられる。
水滸伝・三国志・水滸伝とそして西遊記である。

137.jpg

日本人ならば皆が小さい頃から西遊記を知っているが、
中国人はまさか西遊記が日本で読まれたり映画化され、
皆に見られているとは思ってもいなかったようである。

138.jpg

また日本の有名なポピュラー歌謡曲が中国語で歌われ、
私が、この歌は元々日本で歌われ流行した歌だと話しても、
嘘でしょうと疑って信じられない様子である。

139.jpg

写真は唐の僧である三蔵法師が白馬に乗る姿と、
猪八戒、沙悟浄がその後ろに疲れた感じで、孫悟空が、
火焔山の岩の上に乗り前方を眺めているブロンズ像である。

140.jpg





「火焔山に炎が立ち上がり」

「中国上海写真ライフ」では、
新疆自治区「トルファン」の写真を公開しています。

141.jpg

西遊記で牛魔王と孫悟空が芭焦扇を巡って、
戦った火焔山がモデルとされている。
トルファンのシンボルである火焔山は赤い山とも呼ぶ。

142.jpg

三蔵法師一行の行く手を阻むように、
火焔山に炎が立ち上がり、先へは行けなくなった。
羅刹女の持っている芭蕉扇を使えば炎を消す事が出来る。

143.jpg

孫悟空は羅刹女の芭蕉扇の事を聞きつけ羅刹女の、
所へ扇を借りに行くが、以前息子の紅孩子が、
孫悟空に敗北した事を恨み、扇を貸してくれない。

145.jpg

金の延べ棒で術を使って扇を手に入れるが、
今度は羅刹女の夫の牛魔王が襲って来る事になる。
そんな苦難を乗り越え、火焔山の炎も消して、
三蔵法師一行の旅は続ける事ができた。

144.jpg





「幼いブドウの実」

「中国上海写真ライフ」では、
新疆自治区「トルファン」の写真を公開しています。

146.jpg

トルファン火焔山の中心部には三蔵法師が、
説法をした講堂が残っているとの事だったが、
屋根もなくただ壁に小さな仏像が沢山あった。

147.jpg

火焔山を見終わった後、ウルムチへ向かったが、
その途中に先ほど立ち寄った近くの葡萄園に行った。
昔のレコードプレーヤーや在りし日の毛沢東の、
写真など骨董品と呼べるかどうか色々売られていた。

148.jpg

葡萄園ではまだまだ実が付いたばかりの幼いブドウの、
実が成っていたので接近して撮影した。トルファンの、
葡萄の歴史は古く、遺跡から発掘された絹にも、
葡萄が色鮮やかに描かれている。

149.jpg

次には博物館と呼ぶ記念館へと向かった。
様々な地元の日用品や農耕器具などが展示されていた。
ロバの首にぶら下げていた鐘も大切に展示され、
その他の日曜用品なども展示されていた。

150.jpg





「葡萄栽培の歴史は2000年」

「中国上海写真ライフ」では、
新疆自治区「トルファン」の写真を公開しています。

151.jpg

トルファンの葡萄栽培の歴史は2000年と言われる。
中国5000年の歴史から比べれば半分も満たない。
しかし、日本の2000年前と比較してみるとすぐ分かる。

152.jpg

記念館のような中では葡萄菜園ばかりでなく、
各家庭で使ったランプや火を点ける油灯と、
呼ばれるものまで色々と展示されていた。

153.jpg

葡萄畑と言っても、その収穫は新疆一であり、
衛生カメラで撮影するとトルファンの砂漠とは別に、
緑に覆われた大地がハッキリと写り、その広大さを物語る。

154.jpg

新疆トルファンで採れる葡萄の品種は何百もあり、
ワインも多く作られ、また干し葡萄が各家庭で作られ、
観光客を相手に商売をし、重要な収入源となっている。

155.jpg





「トルファンからウルムチまで」

「中国上海写真ライフ」では、
新疆自治区「ウルムチ」の写真を公開しています。

156.jpg

トルファンからウルムチまで180キロの距離だが、
3時間ほど掛け日も暮れた頃にウルムチ繁華街へ着いた。
ホテルから地元のウルムチ旅行社へのツアーに、
参加していたため、行き帰りには気を遣わずに済んだ。

157.jpg

40人乗りの大型バスにガイドを入れ12人のため、
ゆったりと座ることが出来たものの、私の隣の座席や、
斜め横の座席に中国人が座り、長い間の質問攻めに遭った。

158.jpg

少し疲れを感じており、一人にして欲しかったが、
彼らや彼女らの話題に3時間がそんなに苦にはならなかった。
バスの中のモニターでは、新疆の観光ガイドビデオが、
流れていたが、真剣に見る時間も無くウルムチへ着く。

159.jpg

ホテルまで車で10分ほどの新二道橋市場でバスを降り、
各自が自分で食事をし、各自でホテルまで帰った。
新二道橋市場では、盗難も多いという事も、日本で言う、
祭りの夜のもみ合うように夜店の間を歩いていたので頷けた。

160.jpg



「中国写真ライフ」へ戻る。
「新疆旅行--魔鬼城・布爾津」へ



© Rakuten Group, Inc.