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Dog Photography and Essay

湖南省---鳳凰古城2




 
「老檀酒の懐かしい香り」

「中国写真ライフ」では、
湖南省「鳳凰古城」の写真を公開しています。

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古い酒屋の前に来て足が止まり懐かしさに店の中を見ていた。
私が広東省広州市の片田舎に長期出張をしていた時に写真のような、
酒屋へ行き柄杓でペットボトルに酒を買っては飲んでいた事がある。
その酒は勿論地酒であるが、黄酒でアルコール度16度ほどで、
その酒の味が好きになり、調子の良い時は今でも口にしている。

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写真の壺に書かれている「老檀酒」の壇の意味は、口が小さく、
腹部が大きい陶器上の壺で主に酒・酢・醤油などを入れる。
老檀酒とは壺に入れてある酒と理解すればよいが、店主に、
酒の香りを嗅いでも良いか聞き、壺の口を開けて匂ってみたが、
黄酒そのものの香りに胸躍り、とても幸せな瞬間が味わえた。

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「黄酒を杯ほど飲んでみた」

「中国写真ライフ」では、
湖南省「鳳凰古城」の写真を公開しています。

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いろいろな銘柄の黄酒が酒壺に入れきれいに整頓されていた。
ほとんどが浙江省紹興の黄酒と同じ様な味だろうと思った。
浙江省の紹興酒はその昔毛沢東が紹興市に立ち寄った際に、
これはうまい酒だ!との一声から次第に中国や東南アジアへ、
また欧米その黄酒は広まっていったと聞いたことがある。

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黄酒の生産は浙江省紹興市が世界一の生産量を誇っている。
紹興インターを降りて道沿いを走ると紹興酒の生産工場が、
至る所に見えて来る。特に古越龍山の酒は知名度が高い。
今は湖南省の鳳凰地区だが浙江省紹興とそれ程離れていない。
写真の蛇胆酒と書かれてある黄酒を杯ほど飲んでみたが、
思ったより苦くはなかった。その他は皆過去に飲んだ酒である。

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「街で出会った犬」

「中国写真ライフ」では、
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鳳凰古城の街をのんびりと散策していると一匹のワンちゃんが、
私の方をじっと見ているので、何か犬の匂いがしますか?と、
聞いてみたところ、物を欲しがるような吠え方にポケットから、
ビスケットを出して手の平に乗せると匂いを嗅いだあと、
美味しそうにビスケットのサクサクという音をたて食べたが、
尻尾を振りながら、まだ欲しいというような仕草で私に着いて来た。

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私は父に引き取られた9歳半より犬を飼いだして、今の犬で4代目。
犬の扱いには慣れていた。だが、日本語ではいくら犬で通じない。
現に、日本へ一時帰国した時、犬は大喜びで家の中を飛び跳ねるが、
中国語でお座りやお手また頂戴を語りかけても首を傾げるだけである。
中国の犬もこれと同じで中国語で語りかけるとそれなりに通じる。

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「ヒョウタンに入った酒」

「中国写真ライフ」では、
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中国ではヒョウタンを使った笛が多く作られている。
そのヒョウタンの笛の音色もまた、やすらぎを与えてくれる。
この酒屋に吊るしてあったヒョウタンは茎が付いており只の飾りと
思っていたら酒を入れるためのヒョウタンは奥に置いてあった。

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私はこのとき断酒をしていたので買うことはしなかった。
その後、昼時になり食堂へ入って次の観光ルートの地図を、
見ていたところ、斜め前に座っている中国人が先ほどの、
ヒョウタンに入った酒を口から5センチほど離し、あたかも、
酔拳の映画の一場面のように飲んでいる姿に唖然とした。

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「天后宮は海の守り神」

「中国写真ライフ」では、
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鳳凰古城にも天后宮を見つけたが、私はちょうどこの時に、
昨夜食べた肉が悪かったのか、今朝食べた貝が悪かったのか、
それとも体の調子が悪くなったのか、天后宮の向かいの無料の、
トイレに入り下腹の痛みを我慢しながら出る物を待っていた。
外では、私と行動を共にしている中国人のご婦人4名がガイドに、
日本人はどこへ?と聞き、ガイドもそれに応えていた。

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ガイドも正直に、お腹の調子が悪く、もう彼此10分ほどの時間、
入っていますと言い、私が預けたカメラとバッグがとても重たいと、
付け加たが、ガイドも結局天后宮の中に入れずトイレ番だった。
そして天后宮とは海の守り神の事で宋の時代に浙江省の女性が、
海に出ては多くの遭難した人を救った伝説から海上の女仙人であり、
海上の守り神として祭られ、上海松江方塔公園にも天后宮がある。
上の写真は子供がチコリ野菜を籠に入れ食事処へ配達途中だった。

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「獅子像は魔除けの習慣」

「中国写真ライフ」では、
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中国で雄雌の獅子像を門の前に安置している光景を見る。
中国銀行の前や記念館や仏閣の前にも安置されている。
そして、時には一般の大きな家の前にも安置されている。

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銀行や道教寺院によっては麒麟像や貔貅を見かける。
日本で言うならば、いろいろな狛犬という感覚であろうか。
元々インドで仏像などの守護のため、獅子像を魔除けの意味で、
置く習慣が中国や東南アジアへ伝来し、やがて日本に伝来した。
日本に伝来して文化で獅子像の姿も変化して行った。

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あたかも、インドや中国の仏像と日本の仏像の表情が違うような、
感覚と理解しているが獅子は口を開け、狛犬は口を閉じている。
鳳凰古城の路地で見掛けた獅子像も魔除けだが愛嬌があり、
上下の雄雌の獅子像に比べ、凛々しい印象は受けない。

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「魔除けのためである」

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中国の古い建物の入り口には雄雌の獅子像が置いてあり、
道に沿った入口の場合はその設置するスペースがなく、
写真のように入口の両脇に石で造られた龍や鳥の置物がある。
それは、あたかも本屋やDVDコーナーの入り口に設置してある、
万引き防止装置のようにも思えたが、その昔にそのような、
装置もなく、やはり魔除けのためである。

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下の写真は花嫁を花婿の家まで運んだ花籠であるが結構小さい。
花嫁は赤いスカーフを頭からすっぽり被り花婿の所へ行く。
勿論裕福な家でなければ出来る事ではないが、花婿も花嫁が着き、
夜寝室に入ってから赤いスカーフの被り物を40センチの長さの棒で、
めくってより初めて花嫁の顔を見れるという何とも現代では、
考えられないような、じれったい話である。

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「同じような土産グッズ」

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鳳凰古城の古い街並みを歩いて行くと旧家の中に入った。
写真の部屋の風景は蘇州や杭州では多くみられる。
紫檀や黒檀の材質を使ってテーブルや椅子が作られ、
持ち上げようと思っても、その重さに驚くほどである。

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上の写真のお土産グッズは、中国どこの旅行地ででも、
まったく同じような柄の生地が使われ、観光地の名前のみ、
業者に委託し刺繍してもらっているような感じである。
生地はジャガード織になっており、裁断もジャガードの、
柄に沿って裁断し、ミシン外注で生産できる簡単さだ。

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「京劇の歴史は165年ほど」

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北京京劇の歴史は165年ほどしか経っておらず中国古典戯曲の、
歴史から見れば、まだまだ歴史の浅い劇のひとつである。
この湖南省や湖北省、また各地で地方劇が盛んであり、歴史は、
それほど古くはなく、北京で安徽省や四川省の地方劇が集まり、
新しく誕生したのが京劇で、地方劇はその10年ほど前と言われる。

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湖南省の鳳凰古城の中にも個人で建てた地方劇場があった。
舞台は思ったより狭かったが、当時の地方劇の観劇に集った人々の、
掛け声や楽器の音色の息吹が聞こえて来るような錯覚をさえ覚えた。
下の写真は、当時のベットでカーテンが付けてありプライバシーが、
保たれており、ベットの中に敷かれている板は二重で硬かった。

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「深紅の嫁入り道具」

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花嫁の嫁入り道具と花嫁が乗った花籠が置かれている部屋へ、
部屋の中には巧みに彫刻された化粧台や食器棚が置かれ、
100年以上経っている嫁入り道具が保存されていた。

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嫁入り道具は色あせてはいるものの鮮やかな深紅の色が、
ところどころに浮かび上がっているようにも感じた。
花嫁の衣裳も深紅の色なら、花婿が花嫁を迎える時に、
肩から胸に掛けた花型リボンも深紅で深紅づくめである。

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「泣く真似をしているだけ」

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嫁入り道具の織物や色々な刺繍を施したものが置いてあった。
花嫁を乗せた花籠も展示してあり、その横に花嫁が、
当時の嫁入り姿で座っていた。私はその花嫁に質問した。
何故かというと体を震わせていたので、寒さのためかと思った。

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だが、か細い声で「泣いているのです」と話してくれたが、
更に「一日何時間座っているの」と聞くと黙って話さない。
この仕事も大変だと思いながら「頑張って下さい」と後にし、
一日中泣くのも大変だと係りの人に聞くと微笑みながら、
観光客が来られた時に泣く真似をしているだけだとの事だった。
多分、変な旅人と思われたかも知れないと思うと可笑しかった。

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「黄酒を杯ほど飲んでみた」

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いろいろな銘柄の黄酒が酒壺に入れきれいに整頓されていた。
ほとんどが浙江省紹興の黄酒と同じ様な味だろうと思った。
浙江省の紹興酒はその昔毛沢東が紹興市に立ち寄った際に、
これはうまい酒だ!との一声から次第に中国や東南アジアへ、
また欧米その黄酒は広まっていったと聞いたことがある。

43.jpg

黄酒の生産は浙江省紹興市が世界一の生産量を誇っている。
紹興インターを降りて道沿いを走ると紹興酒の生産工場が、
至る所に見えて来る。特に古越龍山の酒は知名度が高い。
今は湖南省の鳳凰地区だが浙江省紹興とそれ程離れていない。
写真の蛇胆酒と書かれてある黄酒を杯ほど飲んでみたが、
思ったより苦くはなかった。その他は皆過去に飲んだ酒である。

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「豫劇とは京劇とほぼ同じ」

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「忠烈千秋」は大型古装豫劇の一つで、豫劇とは河南省で、
広く行われる伝統的な地方劇の事であり河南省と湖南省の、
間には湖北省あるが地理的には接近している。
私は京劇や地方劇に関しては分からないので中国人に、
色々と質問してみると、若い人の多くは興味がないようだ。

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逆に中国人から日本の「歌舞伎」について聞かれたものの、
義経千本桜、忠臣蔵や曽根崎心中など他にも四谷怪談など、
100演目以上ある演目が思い浮かばないのと同じだと思った。
だが、中国の若者の中には京劇の中の節を歌って披露して、
皆を楽しませてくれる一作業員もいるから面白い。

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「頭には深紅のリボン」

「中国写真ライフ」では、
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地方劇の舞台の向かい側には菩薩像が安置されていた。
頭には深紅のリボンが束ねられており、中国の禅宗の寺でも、
よく見られる光景であるが、日本ではお地蔵様に見られるが、
胸当てや帽子といったように頭の恰好からの違いが出ている。

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鳳凰古城の川沿いに歴史を醸し出す地方劇の劇場の片隅から、
舞台方向へレンズを向けて撮影してみたが、思った通りの、
構図ではなかったが庶民が集い拍手を送る息吹が感じられる。

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「先祖が祭ってあるところ」

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中国では一族の先祖が祭ってあるところと崇拝する人物を、
祭ってある祠の2つの意味を言い諸葛孔明や劉備玄徳など、
崇拝する人物が祭ってある祠を指して言うこと多いが、
ここでは中国の中流階級の本家の祠堂を語ってみよう。
祠堂は冠婚葬祭の行事で親族が集い合う所と理解すれば良い。

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先祖代々に感謝と家内安全を誓うが、私は中国人の結婚式に、
呼ばれた折に祠堂にも案内されて親族一同と共に行ったが、
まるで防空壕のような冷え冷えとした感じの暗がりの中を、
通って行くと先祖代々の位牌が所狭しと並び、新郎新婦は、
手を合わせて報告と幸せを誓い合い、その前には豚の丸焼きが、
具えてあり頭は別の器へ、また瞳は私を見つめているようだった。

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