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Dog Photography and Essay

余命2カ月が現実のものに


「努力が数字に」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。

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ホープの容体は大分良くなって来た。
はじめは薬を吐き出してしまうので、私が噛み砕いて
鶏肉に混ぜて食べさせた。

何となくビオフェルミンに良く似ていると感じたが、
人も犬も生き物には変わりなく、犬だからと別段
変わった薬は処方しないだろうと思った。

だが人と犬とでは薬の量が違うのではとも思ったりした。
午前中の雨は午後には日が差して来た。

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散歩から帰宅し、電気使用量のお知らせを玄関口に
置いていたのを忘れておりチェックしてみた。

2月9日から3月8日までの分で、家電の方は8,030円と
先月の8,645円より安くなっていた。

私は一瞬節約した努力が数字に表れていると思ったが、
よく考えてみると、2月は1月より3日間少ないので、
3日分の電気使用量が少なくなっていると思い計算してみた。

8,645円÷31日=278円/1日ほど。
3日間使用日数が少なかったので、3×278円=834円ほど。
8,645円から8,030円を引くと615円である。

実際には834円先月分より安くなっているので、
実質834円ー615円=219円と言う事で、
大きな節電にはなっていないと思った。深夜電力の方は、
211円安くなっていた。別に騒ぎ立てるほどの事もない。

ガスは一切使っていないので一般家庭ではこんなものかと思った。

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妻が倒れてから、私が妻の後の家計簿をつけるようになった。
スーパーの買い物からガソリン代やホープの食事代まで全てを付け、
1週間ごとに計算し1ヶ月の集計をしている。

もろもろの税金などもつけているが、もう妻と代わって
4冊目の家計簿になり、ほとんど慣れて来た。

初めのうちはスーパーへ買い物に行っても、主婦と同じような
買い物をしていたが、いざ家に持ち帰っても何を作ってよいのやら、
結局考えるのが面倒くさくなりもっぱら、出来るだけ
値引き商品を買って、ごった煮で何年も過ぎている。

薄味で食べているので身体検査数値も正常値になって来ている。

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「二人三脚」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。

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4年前の8月妻が倒れた時の事を、事あるごとに
回想し自分自身を責めている。

救急隊に運ばれ、その時は失禁もしており、
着ている服を全部脱がして、真っ裸にしており、
つかむ所がないのも手伝い、妻の体が重たく抱えられず、
直ぐ119番へ連絡し、消防隊が駆け付けた時は、
一枚も羽織らない丸裸状態だった。

妻の髪は嘔吐により固まりかけていた。医療の知識が
乏しいものが見ても、倒れてから1時間ほどと感じた。

救急隊は妻の体を毛布で包み、2人で掛け声をして
毛布をつかみ妻を持ち上げ救急車まで運んで頂いた。

悪夢のような長い一日だった。
緊急手術を行わなければならないと言う事で、妻の手を握りしめ
大丈夫と言ったが、妻の手には力が入っていなかった。

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手術は成功したが、左麻痺は治らないと言う事を宣告された。
私から医師に「発見が遅れた事と救急隊への連絡が遅れた事で
症状が更に悪化したのではないか」と質問した。

医師から「脳梗塞の場合、時間との戦いになるが、
脳出血、特に奥さんの場合、血管が一気に破裂し大量に
出血したので、早くてもほぼ変わらないだろう」と慰められた。

経過が良好ならば3ヶ月で他の病院へ転院しなければならないが、
妻の場合半年間病院でリハビリも続けた。

私は毎日病院へ行き、リハビリの方法を学習した。
4ヶ月ほどした所で、他の病院へ転院する為の手続きに行った。

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何分全てが初めて経験する為に、どうして良いやら
不安だったが医師と面会し、「この病院では奥さんのような
人ばかり受け入れる所ですから安心して下さい」と事務的に
テキパキと処理して行くが、何が何やら不安だった。

リハビリ専門病院へ移ってからも、私は毎日車で1時間15分の
道のりを走り、リハビリと介助の方法の手ほどきを受けた。

妻と二人三脚のリハビリレッスンは半年の期間に及んだ。
家に帰って来るまでに廊下の手すりや車いすでの移動の為、
段差を無くす修理を業者を呼び設置して頂いた。

妻の為の介護ベッドも用意をして、ベッドから車いすへの
移動も病院で何度も練習した。車いすをスロープを使い
庭に出し、車に乗せるための練習もした。
失敗は許されない、失敗したら十中八九骨折する。

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私の料理は中学時代高校時代に、天ぷらやサラダ、ピラフ、
煮物などもしており、料理コンテストでは家政科の女の子と
ペアーで料理を作った。料理は面倒ではあるが嫌いではなかった。

妻が退院して我が家にて私の介護下で介護ベットから車椅子へ
乗せるのにも、声を掛けて移動させた。

代わりに我が家のキッチンでは、料理の手順を監督された。
ジャガイモの皮を包丁で剥くのも、危ないと言われ、
リンゴを切って皮をむく時も危ないと何度言われた。

その甲斐もあって、妻が完全に意識障害で家に
居なくなっても、何とかやり繰り出来ていた。

家計簿も然りである。車いすに座って、ここにレシートを貼って、
必ず1週間以内に計算し、お金を使い過ぎたら、いかにして
次の1週間を切り詰めるかを教わった。

だらだらと幾ら使ったのか分からないようでは主婦は
やってはいけないとまで言われた。かなり厳しい指導を
してくれた妻も、今は口から食事が出来ず、胃に穴を開け
胃ろう処置で食事をしている。私が話しかけても
分からないようだが、散髪の時は自分から頭を上げて
手助けしてくれていたので私と分かるのかと思った。

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「物忘れ」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。

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昨夜からの雨も午前中の散歩までには止んだが、
路面は濡れているのでホープに雨合羽を着せ散歩に行った。

路面が濡れていると、歩く時に足からお腹に掛けて泥水が跳ね、
帰宅した時に汚れを拭くだけではきれいにならず雨合羽を
着せていると泥水の跳ねは防げれ雨合羽を着せている。

今日月曜日は買い出しの日になっている。
毎週月曜日にバケットを3本取り置きして頂いているので、
うっかり忘れたりするとスーパーから携帯に連絡が入って来る。

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今日はセロリが入っていたので急ぎ手に取り籠へ入れた。
一般にセロリ1本98円ほどで売っているが、
このセロリは12本で480円とお得である。

前回もセロリ12本の1束を2束買って来て、
バケツに水を張り浸けておいたが、
忘れてしまい腐らしてしまった事がある。

その事を八百屋のお兄さんに話した事があり、
今日も2束買おうか考えていると、
「また腐らせると高くつきますよ」と止めてくれた。

キャベツは昨日梅公園近くの農家の人と会話が弾み、
「取りたてのキャベツを上げるよ」と貰ったので買わなかった。

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農家の人は「このキャベツは、柔らかいから美味しいと思うよ」と
貰ったが、畑から梅公園まで500mほどキャベツを抱いて歩いた。

農家の人の言う如く、キャベツは柔らかく甘くて美味しかった。
私は誰にでも気軽に話しかけるので、時折、得をする事もあった。

しかし、買い出しが終わり、冷蔵庫の整理をしようと奥の物も
出した所、正月に買った切り餅に青カビが生えており、
冷蔵庫の中もカビが生えると思いながら半分ほどの
切り餅を捨てて損をしてしまった。

昨年は冷蔵庫に入れずに外に置いたままで、遊びに来た
長男の嫁が「お父さん、ちゃんと冷蔵庫へ入れないと」と、
3つしか食べていない切り餅の残り15個ほど全て
捨てられてしまった。得するより損をすることの方が多い。

昔から物忘れが多いが、最近、特に物忘れが多くなった。

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「開腹手術に変更」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。

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今日の夕方来てくれるようLINEでやり取りをしたのは
昨夜の事だったが、今日の午後ホープの散歩に出て、
そのままスーパー銭湯へ行く事をLINEで告げ、
散歩に行く用意をしていた所へ、娘からLINEが入った。

既に私の住む街に入り、イオンスーパーにいた。長女が
3人の孫を連れて2時間の道のりを私の為に来てくれた。

長女が来てくれる最大の目的は、私の「そけいヘルニア」の
手術中にホープの面倒を見てもらうためである。

元々ホープは長女が美容院で知り合った人から、
もらって来た「柴とコーギのミックス犬」である。

ホープは難産で背中が少し曲がっている。
しかし、曲がっている事を言わなければ、
分からないほどの曲がり方である。

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ホープの前に飼っていた犬は、ラッキーという名前の
真っ白なスピッツ系オスのミックス犬だったが、
フィラリアと長女が転びラッキーの背中に倒れ込んで、
足腰が悪くなり16歳の生涯を終えた。

その訃報は私が中国駐在時代に、ファックスで連絡が来た。
私も中国駐在前はラッキーと散歩を共にしていたので、
色々な思いが走馬灯のように浮かんでは消えた。

ラッキーの最後は長女が看取った。余りの悲しみと
寝たきりになったのは自分が倒れ込んだという罪悪感に、
涙する日々が続いたようである。

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その事は、妻より「娘はラッキーが亡くなったのは私の責任で
2度と犬は飼わないって元気がないようだ」と報告の手紙が来た。

その手紙を中国の上海から北京までの飛行機の中で読んだ。
ラッキーが他界してから暫くして娘の様子を妻が手紙に書き、
私の元に手紙が届く頃には3週間ほど時間が経過していた。

次にはファックスで「娘が犬は飼わないと言っていたけれど、
1ヶ月もしないうちに犬をもらって来たよ」と、
私はストレスを感じるほど、仕事に追われていたが、
目まぐるしい家の状況が手に取るように分かり、
回想してみるとその当時は、逆に癒しになっていた。

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そのホープは、私が短い帰国の折に散歩に連れて歩き、
ホープも私に慣れるまでには時間がかかった。

私は中国へ飛び居なくなり、ホープが私のキャリーバッグを
転がす音を聞いて私が帰って来たと分かるまでに
5年ほどの時間が掛かったようである。

そのホープは私たち夫婦が帰郷するのに伴い、
故郷へ連れて帰って来た。そのホープの面倒をしに
長女が来るのである。もちろん私の妻であり、
長女の母に会いたい事もあるが、メインは私の手術
入院中のホープの世話である。ペットホテルや動物病院では、
私が傍に居ないと四六時中吠えるので嫌がられた。

だが、長女には当然ではあるが、なついて吠えない。
散歩にも連れて行ってくれ、故郷の土地にも慣れている。

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私が50キロのスピードで、2トントラックの飛び出しで
ガソリンタンク付近に衝突し、ハンドルを左に振られ、
ブロック塀にノーブレーキで激突した。

車は廃車、私は7か所骨折、頭部8針縫合と膝の刺し傷の
重傷で3週間入院。妻は私の急な入院でショートステイ。

長女を呼んで1ヶ月以上ホープと妻と私と面倒をみてくれた。
私は娘が居てくれて良かったと心底思う。

男であったら、ここまでの気配りは出来なかっただろうと思い、
感謝している。26日午後1時入院、27日午後手術で
1週間足らずで退院予定。当初、腹腔鏡手術だったが
一般の開腹手術に変更して頂いた。医師はあれは肝臓の手術と
苦笑いするが、群馬医科大学の腹腔鏡問題で、安全策を取った。

明日から暫くの間、病院ステイの為、更新は出来ないだろう。

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「賞味期限」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。

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今朝から思い切って冷蔵庫の中の大掃除をした。
鶏肉の冷凍を自然解凍するために冷凍室から冷蔵庫へ移した。

それは妻から教わった方法で問題なかったが、
解凍時間が長すぎるというか、丸1日冷蔵庫に置いていたので、
解凍が進み過ぎ、凍った鶏肉周りの氷が完全に融けた。

ビニール袋から薄い血の混じった水分が出て、
プラスチック引出しの中が水浸しになったからだった。

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野菜室のプラスチック引出しを外して、
野菜室に全て移して、プラスチック引出しを洗剤で洗い、
アルコール消毒液をふり掛け、乾いたのちに冷蔵庫にセットし、
野菜室に保管していた食品を並べ直した。

冷蔵庫の見開きのお茶などを冷やす所の後ろ側に、
ゆず味噌やおでん味噌などパックに入ったものを手に取り、
賞味期限を確認すると2013年1月20日と書かれており、
味見をしたが悪くはなっていないように感じた。

消費期限は、なま物なら気をつけるが、味噌類だからね。でも
長男の嫁に言うならば「やめてよ~!」って怒られるところ。

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すべてを鍋に入れ、大根とキャベツ、さつまいも、はんぺん、
あげ豆腐やこんにゃく、ゆで卵に人参などを入れて炊いた。

大きな鍋が山盛りいっぱいになった。味見をしたが、
それなりの味でいろんな味噌が混じっていたが、
これだけの量ならば、私一人で3日分は裕にある。

毎日火を通せば大丈夫。
ホープは新鮮なものしか食べないので、別に作った。

長女や長男の嫁が見るならば大きな声で「捨てて!」と
言うだろうなと思った。この際、冷蔵庫の残り物を一掃しよう。

あと9日もすれば、私は、まな板の鯉で腹をメスで切られる。

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「どうされましたか?」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。

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amazonで購入した商品(野球帽)で、6,125円が
4,315円安い1,810円で販売しており、しかも送料無料なので、
2月末に購入した。しかし、私の注文した色とは
似ても似つかない色違いの商品が送られて来た。

だが、それに気付いたのが3月18日午前2時過ぎだった。
荷物が届いてサインをしたままで、部屋の片隅に
置き忘れてしまい、半月以上過ぎた頃、
思い出しダンボールを開け間違いに気付いた。

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半月以上も経ってから、商品が違っていましたと言うのも
気が引けた。だが気に入らないものを身に付けるのは
いつまでも後悔すると思い、amazonのヘルプを参照してみた。

こんな夜中に誰も会社に居ないのではと思ったので、
メールでも送っておけば明日中には連絡が来ると思った。

そんな事を思いながら返品等のページを見ていると電話と
チャットでの受付とあり、電話を確認すると5分以内に
電話をしてもらうとあったが、まずはチャットにした。

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深夜3時頃のamazonのチャットであるので、
人が対応するとは考えていなかったが、
「いつもamazonをご利用ありがとうございます」とタイプされた。

私は急ぎタイプしていると、「今日はどうされましたか?」と
聞いてきたので、色違いの商品が送られて来たとチャット交渉。

ログインしてからチャットに入っており、
当然私の身元は分かってしまっており、
間違えた商品も調べて分かってもらったので、
amazonチャットは商品を返品して下さい。
そして、再度商品を注文して下さいとの対応。

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ネットで注文して、間違えた商品はamazonの指示通り、
段ボールに梱包し、ゆうパック引き取りサービスを使った。

今日の午前中に郵便局がamazon着払い伝票を持って
回収にきた。私はamazonからメールされたバーコードを
プリントアウトして荷物の中に入れた。

ゆうパックの対応もamazonの対応も敏速並びに親切丁寧だった。
しかし、送料無料の商品を元払いと着払いをし、
更に元払いで送って来るのである。

とても1,810円では割に合わないだろうと思ったが、
信用第一なのだろうとも思った。

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「ダメよ!」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。

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土砂降りの雨が降り続き、ホープとの散歩も、
あちらこちらの水たまりを避けながら歩いた。

私の視線はホープの視線より相当上の方から見ている。
ホープの低い位置から見える水たまりは、どんなふうに
見えるのだろうなどと思いながら歩いた。

土砂降りの中でも、ホープは頑張って3キロの道のりを歩いた。
ホープは帰宅してより玄関上り口の絨毯の上に乗って、
いきなり体をブルブル振るわせるので、体に着いた雨水が
飛び散り私にもかかった。体をタオルで拭くが、
乾いたタオルが足だけで直ぐに湿ってしまった。

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午後妻の入院する病院へと向かったが、
雨は小ぶりになったものの降り続いていた。

妻の洗濯した寝間着3枚を車の助手席に乗せると、
ホープが後部座席から助手席に来て座ろうとするから
「ダメよ!」と制止しても聞こうとしない。

妻の寝間着を置いた上に座って、ナビの横のコンソールに
置いてある黒飴を器用に口へくわえるが、座席の丸みを
帯びた角へ置くものだから、期待通り座席から床へ落ちる。

その落ちた黒飴には目もくれず、また黒飴を取っては
床へ落とすので、床には6個ほどの黒飴が落ちていた。

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私は、床に落ちている黒飴を拾って後部座席に置くと、
ホープも急ぎ後部座席に行き、黒飴を包むセロファンを
開けるのに必死になっている。

ニッキの飴は食べないが黒飴は食べている。
もう3年半ほど食べているが健康面での問題はない。

ホープは6日前に体調を壊し、白い山芋を磨ったような
胃液をもどしてから食欲が減少して、10日ほど前の
体重に比べ600グラム痩せてしまった。
50キロの人の体重ならば3.3キロ瘠せた事になる。

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妻が長期療養する病院へ着く頃には雨は上がっていた。
雨の日は晴れた日より渋滞して、15分ほど余分に時間が掛った。

妻のベッドは元々窓側にあったが、若い女性のベッドを
カーテンで仕切った為、妻の顔が見えずに壁側へ移動していた。

この3年7か月の間、集中治療室以外は、窓側のベッドだったので
何となく違和感を感じた。そして、今日病室へ入ると妻の姿はなく、
年配の患者が横たわっており、一瞬病室を間違えたと思った。

しかし、ただ病室を代わっただけだった。代わった部屋は、
ナースセンターの真正面の部屋で、以前と同じ窓側なので、
寝間着をテレビ下の引き戸へ入れていても違和感はなかった。

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「痛みの時間」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。

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今日は春の爽やかな風が吹き、私にとっては
過ごし易い一日だった。午前中のホープとの散歩には
カメラを持たずに家を出た。何故カメラを持って
出なかったかと言うと、腰が痛くてカメラを
持って出るどころではなかった。

3日ほど前に、急に伸びた庭の草を2時間ほど時間をかけ
抜いたため、忘れた頃に痛みが出てきた。

2日間は何ともなかったが、
3日間過ぎたころから痛みが出だした。

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若いころは翌日に筋肉の痛みが出た。
だが年をとる毎に、その出る痛みの時間が長くなった。

つまりは忘れた頃に痛みが襲ってくるのである。
勿論、梅の撮影に行った折、2台のカメラを首から提げ、
長時間撮影した事も、痛みの原因ではある。

だが、カメラの場合は、背中肩甲骨の内側の筋肉が痛む。
起床の折りにベッドの上で、腕立て伏せをする格好で、
10回ほど背中を反らすと、痛みは大幅に軽減された。

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草引きも庭には玉砂利が敷き詰めてあり、その隙間から
草が生え、雨により驚く速さで伸びてしまった。

フィールドカートと呼ぶ、4つの輪の上に台座があり
その上に座って、炭鉱で使うようなツルハシの小さい道具の
尖った部分をを使い、玉砂利と玉砂利の間から生えた草を
根っ子から取り除く方法が、この4年で習得した方法だった。

しかし、雨が降った後で簡単に抜けるので、台座も
ツルハシも使わず、ホープを私の体に繋いで、
手袋をせず素手で草引きをし、腰が痛いと思った時には
かなりの時間が過ぎていた。

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腰の痛みを感じてから台座を出し、台座に座って
草引きを始めたが、腰の痛みを感じた部分は、
台座に座っていても、同じ姿勢をしていると、辛くなり、
立って屈伸運動をして、また台座に座り、
草引きをするということを行っていた。

草引きは、1月中ごろに引いたっきりなので2か月ぶり。
2カ月ほどの間は草引きをしていないので、余計に
筋肉に負担が掛り痛みが出た。

毎日草引きをしなくともよいとは思うが、
草引きの良い方法はないものだろうかと思う。やはり、
コツコツと引き抜かなければならないのだろうか。

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「クックパッド」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。

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食材の買い出しは月曜日にまとめて買っているが、
足らなくなればスーパーへ走り買い物に行く。

しかし、なぜか余分なものまで買ってしまう。
それは、料理を知らないからだろうと思う。

主婦ならば献立を見ただけで、材料が浮かぶだろう。
しかし、私の場合、3年7か月前からクックパッドを
プリントアウトして、材料を揃えたが、読んでも頭に入らず、
材料を段取りしては火を通し、プリントアウトしたレシピを見て、
また材料を切り、炒めたりしているうちに、
焦げ付いてしまった事は数知れずあった。

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そして、2か月もするとA4のコピー用紙にプリントアウトした
レシピページが、クリップで止められなくなるほど分厚くなった。

普通ならば料理のレパートリーが増えるはずであるが、
私の場合、レパートリーが増えるどころか、新しいおかずを作ると、
前に作ったおかずの作り方を忘れてしまっていた。

油や醤油で汚れたレシピページを見ながら、料理をし出した。
しかし、時間が掛かり、ネットで見つけた冷蔵庫の残り物で出来る
とのキャッチフレーズの「ごった煮」が目にとまり作ってみた。

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はじめに野菜類や冷凍の魚や肉類を鍋に入れ、沸騰する前に
弱火にして、調味料を入れ、少し煮たったら出来上がり。

食べてみると結構美味しかった。形の悪い大根が出ると、
まとめて買ってきて、3センチほどの大きさに切り、皮もむかず、
面取りなどもせず、圧力鍋に放り込み、クッキングヒーターを
8分にセットし、沸騰する頃にセットしたタイマーが切れる。

圧が抜けるのを待ち、煮上がった大根を小分けし冷ますために、
4つのどんぶりに移して、他の材料と共に煮た。

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だんだん冷凍の野菜類や魚介類、肉類を購入して、
製氷部分も外して、冷凍類を入れた。

毎回最低12品目ほど、例えばホタテ貝やアサリのむき身、
海老にタコ、ハマチに餃子、肉団子にハンペン、豆腐に油揚げ、
むき身枝豆にソラマメ、白菜にほうれん草、パセリやゴーヤ、
ホルモンや肉スライス、その他を鍋に入れた。

時には味噌味、時にはコンソメ味、そして時にはカレー味にして
食べた。スープを飲むと、何とも美味い味がした。

足りないものを買いに行く時にも、使い切った袋ともう直ぐ
使い切るだろう冷凍食材をメモして買いに行った。

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白菜やキャベツ類の野菜は料理用ハサミで無造作にカットし
鍋に放り込み、ごった煮をするので鍋いっぱい出来る。

時にはサツマイモを薄くスライスして圧両鍋の蓋を開けたら、
形が崩れていた事もしばしばある。私は、ごった煮をどれだけ
長い間続けても平気だが、ホープは3日間続けると
食べなくなるので、ホープのトッピングレシピには頭を悩ます。

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「悪い人が居ますね」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。

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水曜日、木曜日は春の到来を思わせるような土砂降りの雨。
150mほど離れた両親の墓へはホープとの散歩には
必ずと言ってよいほど寄るが、その日は寄らなかった。

金曜日に晴れ上がり、カメラを首に提げて両親の墓に寄った。
私が今暮らす場所は電車の最終駅から徒歩で5分ほどの閑静な
住宅街だが、私は高校を卒業と共にファッションの学校で
学ぶため家を離れた。そして40年ぶりに故郷へ帰って来た。

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街は空き地が少なく住宅が軒を並べており、私が小学校時代に
遊んだ小高い丘にも家が立ち並び、コンビニや大型スーパーや
ホームセンターが出来ており、車の往来も激しかった。

日本の各地がこのような光景なのだろうと思った。
墓は昔からあり、墓の周りには林の木々が茂っていた記憶があるが、
今はその木々もなく墓の周りにも住宅が立ち並んでいた。

小学校時代この墓の片隅に火葬小屋があった記憶がある。

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帰郷してより父が眠る墓へはホープと毎日のように通った。
墓の掃除をしている人の多くは知らない人たちだったが、
父の墓の前に立っていると「息子さんですか」と尋ねて来るので
「はい、そうです」と答えると「貴方のお父さんには大変
お世話になったのよ」と、そして「お父さんはいつもカメラを
首から掲げて散歩してみえた。丁度今の貴方みたいにね」と
話してくれるが、その人が誰かは分からなかった。

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他の墓参りの年配者にも案内されて、立ち並ぶ墓の一つ一つを
説明をして下さり、名前や何処に住んでいた事など聞くうちに、
同期の親の墓だったりし、多くが私の知る人の墓が並んでいた。

それもそのはずで殆どの墓が、この地域に家のある人達ばかりで、
小学時代に遊んだ友の家族の墓だった。彼岸を前にして墓へ行くと、
造花を一対供えてあったが、通路側の造花がなくなっていた。

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土砂降りの雨で、どこかに行ったのかと墓の周辺を見るが、
何処にも見えない。丁度そこへご婦人がバケツとヒシャクを持って
現れたので「造花がなくなってしまいました」と言うと
「悪い人が居ますね」と両親の墓の前に立ち眺めた後、
「でも左右全て持って行かず良心がとがめたのか
片方残してありますね」と、そして3列目ほど先の立派な
墓を指さし「あそこの墓の花はよく盗られる」と言っていた。

彼岸を前に造花を盗まれ、盗った人はどのような気持ちで、
盗ったのだろうかとその人の心中を思うと気の毒になって来た。

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「余命2カ月が現実のものに」

「ワンダーフォトライフ」では、
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2月の私のブログ「Wander Photo Life」の記事に、
「4ステージの胆のう癌で余命2ヶ月」と書いた。

状態は、1月末頃から、食欲不振に陥り、それが続いたので
病院で検査したら、4ステージの胆のう癌で手術しても助からないと
医師より宣告されたのは、昨年6月6日に他界した母の弟の嫁だ。

71歳になる叔母は、治療の施しようもなく本当に2ヶ月で逝ってしまった。
昨日通夜で本日告別式だった。医師の宣告が当たらなければと、
思ったものの、現実は厳しいものとなった。

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亡くなり横たわった叔母の顔を見たが、ガンとは思えない穏やかな
きれいな表情で、今にも起き上って来るような錯覚を感じた。

妻の死が現実のものとなった叔父は終始ムードメーカーを装う。
冗談を言っては笑わそうとしているが、誰も笑おうとはしなかった。

私も黙って聞いていたが、親戚の一人が私の礼服を見て肩を叩いた。
「礼服の背中からお尻まで犬の毛がいっぱい付いていますよ」との
一言で、親戚たちは私の背中を見て指をさしながら笑った。

叔父は「私の冗談より、礼服に付いた犬の毛の方が面白いのだ」と
半ば、今の心の内をみせるように険しい顔で話した。

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私は「叔父さん、こんな時に叔父さんの冗談を聞いても笑えない」と、
そして「叔父さん、本当は今どうして良いのか分からないのでは」と
言うと、「横たわっている妻の顔をまともに見れない」と本音を話す。

家族葬で行ったが結構な人数が通夜の夜に手を合わせて頂いた。
だが、叔父は普段と変わらない冗談ばかり言っているだけである。

告別式は本日3月23日午前10時から始まり、11時出棺。
私は、1時間余裕をもって準備をしていたが、ホープの調子が
悪くなり、礼服を着たまま右往左往して、ホープの好きな鶏肉の
軟骨入りジャーキーを噛み砕いて、ビオフェルミンを噛み砕き
混ぜ合わせて、食べさせているとホープも落ち着いて来た。

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葬儀場は家から車で5分ほどの場所にあったが、信号が10ヶ所あり
信号に引っ掛かれば、10分以上掛かってしまうので、アクセルを
踏み込みスピードを出した。右折する予定の信号で、対向車も
右折のウインカーを出しているので、急ハンドルを切り右折した。

一瞬何かが通った気がしてブレーキを踏むと若い女性が慌てて
横断歩道を渡って行った。右側で停まっていた車の女性は、
口を手で押さえていた。私は全く気がつかなかった。
心が急いていたのと、車の死角に入ったようであると悟った。

私は手を挙げて若い女性にアピールすると、何でもないと
手を横に振ってくれたので、一礼をしてまたアクセルを踏み込んだ。

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中央道路に入り、幾つもの信号を20キロオーバーのスピードで
通り抜けると、目的の曲がらなければならない信号まで通り過ぎ
脇道に入り、返って時間が掛かってしまった。
急がば回れではないが、ゆっくり走った方が早く着いたようだ。

葬儀場へ着くと葬儀は始まっていたが、前の席に静かに座り、
数珠をポケットから出し、手を合わせていた。

葬儀場から火葬場までは5分ほどの道のりだった。
母の火葬を行った場所と同じだった。

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叔母との最後の別れをして、喪主の叔父だけ中に入り、
私たちはガラス越しに、叔母の棺が火葬台に乗せられる光景を
見ていると、叔父は壁に両手を付けて体を震わせ大きな声で
泣いていた。涙がこぼれるのか右腕で涙を拭っていた。

それを見ていた親族たちの涙をすする音が一斉に聞こえる。
私は胸は高ぶり熱くなったが涙は出なかった。
母の時にも涙が出なく、何と冷酷なヤツだと自分を責めた。

通夜の晩、叔父は皆を笑わせようとしていたものの
叔父の今日の涙は、一瞬にして逝ってしまった妻への
本当の心の現われと思うとその事に、私は涙した。

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「そよ風が吹くと」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。

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私が小学生のころ、祖母は着物の縫い方を教えており、
結婚前の女性が8人ほど家に出入りしていた。

「洗い張り」と言うのか「伸子張り」と呼ぶのか、
庭には祖母が着物を解き、糊付けし洗ったあとの着物地を
40センチほどの長さの竹ひごのようなもので、
解いた布地の耳を竹ひごの尖った先で突き刺し、
布地をピーン張り、布地の両端をハンモックのように
紐で庭木に括り付け、そよ風が吹くと、その布地は、
そよ風と上手くハーモニーを奏でるように、
ゆらゆらコラボレーションしており、
私は暫く眺めていたものだった。

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そして、古くなった風鈴がちりんちりんと鳴り、
縁側の廊下の隅から蚊取り線香の煙がたっていた。

歳をとった今、その時の事を、ふと思い出すと、
懐かしい思い出でもあるが、幸せを感じた時間でもあった。

確かにその頃は、復習と予習の勉強に追われ、
祖母を見て、何もしなくて、うらやましく
早く歳をとりたいと思ったものだったが、
今段々と歳を重ねるに従い、小学校時代に思っていた事は、
とんでもない間違いだったと思っている。

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今はその頃のたたずまいは新しくなっており、
当時の庭はなくし、玉砂利を敷き詰め、その間から雑草が生い茂り、
奇麗な花を咲かせ、風に揺れているのは着物の布地ではなく
草花である。半世紀以上前から育った松や月桂樹、
ハナミズキや梅の木なども全て業者に頼んで引き抜き玉砂利を敷いた。

そうした原因は私の家の庭から蚊が発生し近隣に迷惑を
被っているとの無記名の投げ文が三度あったからだった。

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しかし、蚊の発生は側溝の水の流れが悪いからだと分かったのは、
全ての工事が済んでから8ケ月ほど経った後だった。

その頃は、まだ母は健在で、木々を抜いたその事実を知り、
ひどく落胆した表情をしていた事を覚えている。

背の高い木々がたくさん生えていると、草が生えても、
さほど気にはならなかったが、木々をすべてなくしてしまうと、
草が妙に気になり、多分無記名で投げ文したと思われる女性から
「草が沢山生えて気になりますわね」と通り過ぎていくから、
馬鹿正直に書かれた通り抜いてしまった自分が憎らしいと思った。

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「開腹手術に変更」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。

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今日の夕方来てくれるようLINEでやり取りをしたのは
昨夜の事だったが、今日の午後ホープの散歩に出て、
そのままスーパー銭湯へ行く事をLINEで告げ、
散歩に行く用意をしていた所へ、娘からLINEが入った。

既に私の住む街に入り、イオンスーパーにいた。長女が
3人の孫を連れて2時間の道のりを私の為に来てくれた。

長女が来てくれる最大の目的は、私の「そけいヘルニア」の
手術中にホープの面倒を見てもらうためである。

元々ホープは長女が美容院で知り合った人から、
もらって来た「柴とコーギのミックス犬」である。

ホープは難産で背中が少し曲がっている。
しかし、曲がっている事を言わなければ、
分からないほどの曲がり方である。

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ホープの前に飼っていた犬は、ラッキーという名前の
真っ白なスピッツ系オスのミックス犬だったが、
フィラリアと長女が転びラッキーの背中に倒れ込んで、
足腰が悪くなり16歳の生涯を終えた。

その訃報は私が中国駐在時代に、ファックスで連絡が来た。
私も中国駐在前はラッキーと散歩を共にしていたので、
色々な思いが走馬灯のように浮かんでは消えた。

ラッキーの最後は長女が看取った。余りの悲しみと
寝たきりになったのは自分が倒れ込んだという罪悪感に、
涙する日々が続いたようである。

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その事は、妻より「娘はラッキーが亡くなったのは私の責任で
2度と犬は飼わないって元気がないようだ」と報告の手紙が来た。

その手紙を中国の上海から北京までの飛行機の中で読んだ。
ラッキーが他界してから暫くして娘の様子を妻が手紙に書き、
私の元に手紙が届く頃には3週間ほど時間が経過していた。

次にはファックスで「娘が犬は飼わないと言っていたけれど、
1ヶ月もしないうちに犬をもらって来たよ」と、
私はストレスを感じるほど、仕事に追われていたが、
目まぐるしい家の状況が手に取るように分かり、
回想してみるとその当時は、逆に癒しになっていた。

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そのホープは、私が短い帰国の折に散歩に連れて歩き、
ホープも私に慣れるまでには時間がかかった。

私は中国へ飛び居なくなり、ホープが私のキャリーバッグを
転がす音を聞いて私が帰って来たと分かるまでに
5年ほどの時間が掛かったようである。

そのホープは私たち夫婦が帰郷するのに伴い、
故郷へ連れて帰って来た。そのホープの面倒をしに
長女が来るのである。もちろん私の妻であり、
長女の母に会いたい事もあるが、メインは私の手術
入院中のホープの世話である。ペットホテルや動物病院では、
私が傍に居ないと四六時中吠えるので嫌がられた。

だが、長女には当然ではあるが、なついて吠えない。
散歩にも連れて行ってくれ、故郷の土地にも慣れている。

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私が50キロのスピードで、2トントラックの飛び出しで
ガソリンタンク付近に衝突し、ハンドルを左に振られ、
ブロック塀にノーブレーキで激突した。

車は廃車、私は7か所骨折、頭部8針縫合と膝の刺し傷の
重傷で3週間入院。妻は私の急な入院でショートステイ。

長女を呼んで1ヶ月以上ホープと妻と私と面倒をみてくれた。
私は娘が居てくれて良かったと心底思う。

男であったら、ここまでの気配りは出来なかっただろうと思い、
感謝している。26日午後1時入院、27日午後手術で
1週間足らずで退院予定。当初、腹腔鏡手術だったが
一般の開腹手術に変更して頂いた。医師はあれは肝臓の手術と
苦笑いするが、群馬医科大学の腹腔鏡問題で、安全策を取った。

明日から暫くの間、病院ステイの為、更新は出来ないだろう。

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「不安な気持ち」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。

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病院へ行くのに旅行鞄へ色々な本やカメラ雑誌を詰め込み
ステイの用意をしていたが、旅行に行くのではなく
病院にて手術をするので、そのような時間も体力も
無いのではと思い直し、袋にバスタオル、タオル類を
入れ直した。1時までに病院の入院説明詰所へ入る。

旅行気分から段々と不安な気持ちになってくる。
サスペンスドラマの司法解剖のメスを入れるシーンを
思い浮かべながら、今朝はいつもより食が進まなかった。

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