4707122 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Dog photography and Essay

Dog photography and Essay

タイ東芭文化村


タイの古典舞踊


久しぶりに工場指導の旅に出た。
朝6時出発し、2つの工場を回ってきた。
夕方6時に帰宅予定が8時になってしまった。

泰(タイ)旅行の続きからブログを書こう。

我々中国上海からのツアー一行は、
リゾート地パタヤから車で1時間半ほどの
東芭文化村へ着いた。

この文化村では既にタイ舞踊が始まっていた。
我々が到着したのが遅かった為、
座るところがないほど混んでいた。

やっとの事で真ん中ほどに来たが、
それ以上下には、人の塊で進めなかった。

致し方なく、30mほどの所からズームで、
引っ張ってみたものの、舞台の暗さも手伝い、
画像は見事にブレが生じていた。


DSCF8833.jpg


画像はタイの古典舞踊であった。
衣装の艶やかさにも増して手首のや手の、
動かし方がしなやかだった。

舞台を見ながら真似をしている人もあり、
小さい頃日本舞踊を習っていた私も、
それにつられて、手首を動かしてみたが、
後の観光客から、前が見えませんなんて、
言われたりもした。

余りにも小さくなってしまった画像だが、
雰囲気だけでも味わって頂ければと思う。

多くの人が舞台で踊っては引き、更に
新たな舞踊の人たちが舞台に上がった。
この舞台の上で踊る人だけでも相当数の
人数だろうとも思った。


DSCF8834.jpg



「キックボクシング」


我々中国上海からのツアー一行は、
リゾート地パタヤから車で1時間半ほどの
東芭文化村へ着いた。

タイと言えば「キックボクシング」
タイの国技でもあるこの競技は、
子供にも定着している。

舞台には、この「キックボクシング」の、
リングが、テキパキと設置され、
ボクサーがミュージックに併せて現れた。

そのキックし相手の身体にあたる音が、
裕に30m以上離れてる所まで聞こえてきた。


DSCF8830.jpg


日本でも「キックボクシング」が、
タイからもボクサーを招き盛んな頃もあった。

「241戦232勝(228KO勝)5敗4分け」
この戦績を残したのは、沢村忠である。

「キックボクシング」の番組をもち、
私もその頃にはテレビに釘付けにされた。

1966年から10年間の間に、日本の人々へ、
キックボクシングの面白みを十分アピールした。

その後、日本の若者も修行の為、
タイの「ムエタイ」へ留学する者も絶えない。


DSCF8832.jpg



象は頭のいい動物


バンコクから1時間半ほど、
車で走った所に東芭文化村はあった。

タイの古典舞踊
タイのキックボクシング
タイの戦いの古典劇

舞台は目まぐるしくショーが、
次から次へと披露されていた。


DSCF8839.jpg


画像は、近隣国から侵略を受け、
戦うタイの兵士達の姿を演じた劇。

その昔中国でも、日本でも、
戦いと言えば馬に乗り戦った。
しかし、あくまでも舞台の上だけの、
ショーであるのか、象に乗った兵士達。

このショーの為に、象も大変な目だ。
だが、彼ら曰く、象は頭のいい動物だという。
私の祖母は、象の目と言われるほど、
小さい目をしていたが、頭は良かった。


DSCF8838.jpg


タイブーケットやビビ島はじめ、
多くの街を津波が襲い5千人以上の
死者を出した事も記憶に新しい。

この時に大活躍したのが象であった事を、
現地ガイドが話してくれ感動した。

またバンコク近くのチェンマイの洪水でも、
象が大活躍し、多くの市民を救った。

1m50の洪水の中を象が人を、
背負って歩く姿は、さぞ、頼もしかったろう。

象は頭がいい動物
人間の云わんとすることを、
先に察することが可能だだという。

手先が器用ならば管理職をさせたいほどだ。


DSCF8840.jpg



床を擦らせるように足を運ぶ


バンコクから1時間半ほど、
車で走った所に東芭文化村はあった。

東芭文化村の舞台では、
またタイの古典舞踊に変わっていた。
タイ舞踊は手の動きで、
何を表現しているかが分かるそうである。

私には分からなかった。
遠くからは見えにくいが、
真中で踊っている人の指には長い爪が、
付けられているとの事。

日本舞踊もタイ舞踊も共通点は、
腰を少し落とし踊る点であり、
床を擦らせるように足を運ぶところだろうか。


DSCF8835.jpg


画像は、竹を左右の人が持って、
空間を広げたり、狭めたりしながら、
その中に人が入り踊るものであるが、
これは上海でも泰料理専門の店で、
見た事があるので、知っていた。

このショーが終わり、私達が、
象のショーを見終わって帰るときにも、
大きな竹のぶつかり合う音に何だろうと見ると、

舞台の上で一生懸命にこの練習をしていた。
失敗などは無かったように思ったが、
練習を怠ると失敗につながるので一生懸命に、
練習をしているのであろうと思った。

やはり、人が見てないところでの、
影の練習・勉強が大切であろうと思ったりもした。


DSCF8837.jpg



舞台はミュージックと皆の歓声


バンコクから1時間半ほど、
車で走った所に東芭文化村がある。

東芭文化村の舞台では、
またタイの古典舞踊も最終になり、
クライマックスでは子供の象が、
ブルーの衣装を着て踊っていた。

こんな子供の象まで練習を積んで、
舞台に出ていると思うと感動した。

舞台はミュージックと皆の歓声と、
入り混じった雰囲気で私の心まで歓喜に満ちた。


DSCF8841.jpg


古典舞踊に着ている衣装の艶やかさも、
目に焼きつくようであった。

象の姿が半分しか映ってないのが、
悔やまれるところであるが、
全面を取ろうとしても結局は、
観光客の頭で象の体は隠れていた。

ズームで引っ張り、シャッターを切ったが、
やはり、ある程度は前列に座りたいものである。

この文化村の劇場は1500人が、
収容できるほど、大きな劇場であった。

この泰の古典舞踊が終了すると、
隣りのグラウンドで、象の曲芸が待っていた。


DSCF8842.jpg



尻尾と鼻を繋いで行進


バンコクから1時間半ほど、
車で走った所に東芭文化村がある。

東芭文化村の舞台を出て、
通路を道なりに出ると、グラウンドが見えてくる。

私は、東芭文化村の舞台で踊りの続きが、
有るものと思い、今か今かと待っていた。

しかし、段々と観客は外へと出て行った。
私は、舞台に近い前から3列目に腰を落とした。


DSCF8845.jpg


後を見ない私もいけなかったが、
何か雰囲気がおかしいなと思い後を振り返ると、
数十人を残し、観客席には誰もいなかった。

私は苦笑をしながら、立ち上がり、
後に座っている人達に、「もう終わった」と、
大きな声で伝え、「皆は何処へ行ったのですか?」

私が聞きたいほどだったが、
この東芭文化村へ入る前に象のショーの事を、
聞いていたので、「象のショーが有りますよ!」と、
私も、いい加減な事を言って歩き出した。


DSCF8846.jpg


その象のショーを行うグラウンドまでは、
100m程だったので、見つかり内心ホッとした。

ほとんどの観覧席は満員状態だった。
仕方なく私は、最前列の通路を歩いて、
一番奥まで行った。

その途中に「日本先生!」と声がする方を向くと、
我々の中国人ツアー客が手を振っていた。

「こんにちは」と大きな声で言うと、
「あれ日本人じゃないの~?」と声がしたので、
「ニイハオ」というと、
「なんだ中国人じゃないの」と・・。


DSCF8847.jpg


象が数珠繋ぎで、入場した。
手を繋いでというところかも知れないが、
前の象の尻尾(しっぽ)と自分の鼻を、
繋いでの入場行進には、観客から、
大きな拍手がまい起こった。

これだけ沢山の象がグラウンドに集まると、
さすがにグラウンドが小さく見えた。

象は大きい象から、子供の小さい象まで、
綺麗に順序よく並んで行進していた。

その動きは余程訓練を積まなければ、
ここまで整然と行進できないのではと、
被写体に向けシャッターを切った。


DSCF8852.jpg



象が鼻で絵を描く


バンコクから1時間半ほど、
車で走った所に東芭文化村がある。

その文化村の奥まったところに、
グラウンドがあり、そこで象のショーが、
行われていた。

画像は、象が鼻で絵を描いているところ。
長い鼻の先に筆を持ち、絵の具の中に、
浸けては、その筆をキャンパスに描いていた。


DSCF8870.jpg


見る見るうちに、中央の緑の茎に、
綺麗な花が咲いた。

象は自分がどんな絵を描いているのか、
分かるのだろうか?と思いながら、
画像に収めた。


DSCF8869.jpg


今度は鼻でダーツの矢を操り、
全面に設置した風船を割ろうというもの。

狙いを定めて、勢いを付けるために、
身体を、しならしたり、構えたり、
観客の皆を喜ばせていた。

左側の象の命中率が高かった。
それでも、3回投げて1回当たる確立で、
右側の象は、経験不足なのか確立が悪かった。


DSCF8862.jpg


象も目標の小さな風船に矢を当てようと、
必死になっていれば、観客も風船に、
矢が当たり弾け飛ぶときに、大きな声と、
拍手が巻き起こり、そちらの方へ向き、
シャッターを切った。

これだけの多くの人が集まり、
象が構えてアクションを起こすまでに、
観客も一緒になって、「オ~ォ!」と、
声を掛けながら、風船に当たらず外れると、
「ア~ァ!」とため息に変わった。

そして、風船の的に当たり、
象が勝利のフォームを身体で表すと、
スタンドからは、拍手喝采。

それを見る私までが胸一杯の幸せ感に浸って、
込み上げてくる何かを感じていた。


DSCF8865.jpg



象のワールドカップ


バンコクから1時間半ほど、
車で走った所に東芭文化村がある。

その文化村の奥まったところに、
グラウンドがあり、そこで象のショーが、
行われていた。

画像は、象のワールドカップ!
サッカーボールも大きければ、
蹴る足も馬鹿でかい。

画像にはないが、この左側には、
ゴールが作ってある。


DSCF8871.jpg


今回の象のショーを見ていて、
発見した事は、象にも色んな性格がある。

何度も何度もフォームを構え、
失敗してしまう慎重派!

ただ単にそこにボールがあるから、
蹴って何が悪いと、何も考えず、
蹴ってゴールイン!

そして勝ち誇ったポーズをとる。
慎重に考えた象がバカみたい。


DSCF8874.jpg


それでも、
行動派の事を真似はできない。
やはり、次のボールが来ると、
慎重に構えている。

これは持って生まれた性格というものか?
既に更新したダーツの針を使って、
風船を割る協議であるが、

これも見ていて、色んな性格がある。
ただ単に、ダーツの針を鼻で「エイッ!」と、
投げる像も有れば、鼻で持ったダーツの針を、

何度も何度も同じアクションをし、
大体この辺だろうか?もう少し上かな?などと、
狙いすぎ、疲れ果て、針が届かないものもあった。


DSCF8878.jpg


下の画像は、やはり人々の感動を、
見たい為に撮った画像である。

象のキックでゴール!
象もポーズを取れば、それを見て、
人々は大きな声を挙げ、拍手を送った。

私は、この画像を取る為に、
象の方を見ないで、観覧席を見て待った。

そして、ゴールしたのか大きな歓声と、
拍手の渦が私の全身をも包み込んだ。


DSCF8881.jpg


「中国写真ライフ」へ戻る。
「人の心を引く庭園」へ



© Rakuten Group, Inc.