残っている機能をリハビリで回復させる
「残っている機能をリハビリで回復させる」 「ワンダーフォトライフ」では、愛犬ホープと歩いた道と「愛犬もも」との物語を公開してます。妻の療養する病院へ「もも」を連れて行って来たが強風だった。病院に着く頃には一瞬雨がパラついたが長くは続かなかった。病院の駐車場はいつもより空いており見舞いに来る家族も少ない。病室へ入り妻の顔を眺めていると頬から唇横に掛けて赤い吹き出物。2センチ間隔で1ミリほどだが太陽に当たらない白い肌に目立っていた。数は6つだが気になり看護助手に聞いたが分からないとの返事だった。看護師は主任交代により簡単には見当たらなかったので聞かずに出た。頭は枕から落ちよだれを受けるタオルと口の位置が違っていて直した。首も細くなったのが見て取れ痛ましくも感じ手足は更に細くなっていた。ルーズリーフの介護日記9月3日突然妻が家の事を思い出したように話し出す。中国へ行く用意してあるのと私の事を心配するように言うとまた寝入った。昏睡状態が続いていた事が分からない様子であるが命が助かったのは嬉しい。医師からは脳内出血が広範囲に及び施術したが左半身不随は避けられない。現状元の状態に戻す事は難しいので残っている機能をリハビリで回復させる。血圧は正常な妻が倒れた直接の原因は隠れ高血圧のようで早朝に急上昇した。妻は毎日のように血圧を測り正常だと話していたが脳出血を起こしてしまった。つづく