2010/11/23(火)21:52
映画監督の店らしく、香港や台湾の有名人の写真やサインが数多く飾られていた
「広東料理--粗菜館2」
番外編オフ会は「上海B級グルメの会」の、
メンバー達にレストラン「未定」である。
地下鉄静安寺駅中央改札口付近集合とメール。
私が、地下鉄静安寺駅中央改札口へ、
着いたのが、18時17分頃だった。
アメリカシアトルの上背が195センチの、
好青年も、江西省桂林出身の
中国人も集まっていた。
食事に行った先は、「粗菜館」であった。
店名の「粗菜館」の「粗」は
「懐かしいお袋の味」と言う意味。
更には、飾らないという意味から、
広東一般家庭料理を意味する。
180キロの豚一頭からわずかに、
500gしかとれないという、
希少性から人気を博した「豚トロ」料理。
その豚トロを、この「粗菜館」の
広東家庭料理店で、素材の新鮮さと種類、
調理方法にこだわった料理をし、
豚料理は素晴らしい味を出していた。
まず涼菜(前菜)が出てきた。
この前菜料理は何と思います?
何枚にも、皮をはがして中の、
軟らかい所だけを食べる。
豆で作った蒲鉾みたい。
結構、見た目より軟らかい。
この前菜を素鶏と呼ぶ。
次の前菜は千層脆(qian2ceng2cui4)
これは、豚の耳部分。
豚の軟骨である。
綺麗に飾られた卵巻き。
中にはツナが入っているようであった。
味の方は結構美味しく食べれた。
「広東料理--粗菜館3」
始めは香港にこの豚トロ料理を出す店の、
拠点を持つ事となった。時1992年の事。
香港の映画監督とその友人が14年前に、
作った店で豚の内臓を工夫を凝らして、
食べさせてくれる事で一躍脚光を浴びた。
上海に進出したが店の名は「粗菜館」とした。
この店は、新鮮さでは評判が良い。
上の画像は、美味な野菜であった。
この肉は豚肉では有るが、
この「粗菜館」では、一番高い料理。
一体、豚のどの部分を使った料理か?
画像の上に置いてある調味料の、
左側が結構辛い。
右側は甘い。
それを付けて食べるのであるが、
私は上海に来て始めてであった。
広東省広州に住んだのは、
5年9ヶ月の年月であった為、
香港へも60回以上行っている。
当然の如く、この料理も食べていた。
しかし、今の心境と違うのか?
本当に、この料理は美味いと感じた。
広東料理は、始めにスープを飲み、
最期にスープを飲むと言う方法。
私は始め広東省に住んだ当時は、
スープだけで、腹が一杯になったような
思い出があるが、上海に来て、
久しくその習慣を忘れていた。
イカの揚げ物であるが、
非常に美味かった。
イカの事を墨魚(mo4yu2)と言う。
私の隣りに、シアトル出身の、
アメリカ人が座っていたが、
菜食主義で肉は食べなかった。
香港と言えば海鮮料理である。
街の至る所に魚を入れた生簀があった。
ロブスターや石鯛なども安かった。
画像は、豚の内臓とニンニクの芽の炒め物である。
この店の有名料理の一つである。
豆腐の上に何だろう?
食べたのだが今一つ分からなかった。
ミンチを炒めて載せてあったような?
知っている人があれば教えて下さい。
今、山本一豊の妻を見ながらタイプ。
「広東料理--粗菜館完」
静安寺管内にある「粗菜館」での、
私達の上海B級グルメ番外編です。
「あわび」の事を中国語で、
鮑魚(bao4yu2)と呼びます。
漢字は日本も中国も同じですね。
この「アワビ」は柔らかくて、
とても美味しかったですよ。
娃娃菜と魚肉丸の料理。
娃娃(wa2wa)というのは、
小さな子供という意味で、
小さな白菜と言う意味です。
魚肉丸はまた美味しかった。
「娃娃菜と魚肉丸」の料理が、
スープの中に沈んでおり、
ハッキリ写ってなかったので、
「ちりれんげ」で持ち上げ撮影した。
「肉なし焼きそば」
どうして肉なしかと言うと、
シアトル出身の英語教師が、
宗教上の理由からか?分からないが、
肉を食べれない為に、
肉を入れなかった。
豚肉料理を食べに行って、
肉が食べれないというのも、
何とも言えない。
ご飯に目玉焼きが載っている料理
この店のお勧め料理である。
ご飯に目玉焼きが載せてあるだけ?
と思っていたが、他の料理で、
タレ豚のラードの炊き込みご飯が人気。
タイ米とラードを炊き込み、
特性醤油でいただくのであるが、
客の中にはこのご飯だけ、
わざわざ買いに来る客も有ると言う。
特性の醤油をその目玉焼きの上に、
掛けたのち、ごはんを掻き混ぜていた。
すると程好い炊き込み御飯のような、
色に出来上がった。
それを、器に分けた。
「商売の神」である関羽は、
広東省や台湾、福建省などでは、
関羽は商売の神様として、
祀られるようになっている。
「粗菜館」の外へ出た。
皆は、二次会に行こうと言う話しが、
まとまったようであったが、
私は、断って外の写真とかを、
撮影して回った。
夜も遅くなると寂しい感じがしていた。