2012/02/05(日)15:16
マレーシア24
マレーシア24
「マラッカ/独立記念広場」
ポルトガルがマラッカを占領した年の、
1511年造られたサンチャゴ砦がある、
セントポール丘より降りて来た。
中国人の会社経営する社長は、
足が痛くてもう歩けないを連発。
こんな旅行に革靴を履いてくるのが、
間違いであるし、リーガルなんて、
そんなガッチリした革靴では、
誰が履いても足が痛くなると言った。
そんな時に、現地の子供が私の前を、
ひょこひょこ歩きながら通り過ぎようとしていた。
私は「ちょっと待った~!」と日本語で言ったが、
何の反応も示さないので、英語で言うと、
彼女の父親が停まってくれた。
写真を撮ってもいいか?と言うと、
あっさりと許可した。
その子供は、驚いたような表情をしながら、
私のレンズを大きな目を開いてみた。
何か起こったのかと言うような表情で、
私を凝視していた。
そして、その父親に小銭を手渡すと、
何となく微笑んだがそんな絶好の画像は無い。
そして、忘れていたその中国人の社長は、
従業員540人の電子部品を作る社長との事だったが、
私には全くそんな事は旅行には関係ないと、
厳しく言ったところ、何か言いかけて、
黙ってしまった。
何を言おうとしたかは分かった。
仕方無しに、上の画像の綺麗な花タクシーに、
お金を手渡し、バスが待つ所まで、
乗せて行って下さいと言って動き出した。
その社長婦人は、何度も振り返っては、
私に頭を下げていた。
この辺りは、独立時代の飛行機や列車が、
展示してある独立広場であった。
下のような大砲が至るところに、
設置してあったが、歴史を物語る為必要だった。
この列車は、日本がマレーシアへ進行し、
その中で鉄道文化を発展させた遺物である。
日本軍の印象は非常に良いのかなと思ったが、
人間の根底の気持ちはそう簡単に、
変わるものではないと思った。