Dog photography and Essay

2011/05/17(火)14:59

南京大虐殺記念館16

中国華中(379)

  「南京旅情89」 「中国写真ライフ」では、 江蘇省「南京市内」の写真を公開しています。 「南京大虐殺記念館」は中国国内にある40箇所以上の 「抗日記念館」の中で一番大きく中国で一番人気でもある。 まず中国の教科書で、日本軍の血なまぐさい大虐殺の事を 学ばせ記念館での野外教育で教師は泣きながら子供たちに マニュアル通りの説明を加えるという徹底した教育だ。 マニュアルは、子供たちが日本を恨むように導く教師用に 作成された本やCD、最近ではDVDが配布されているようだ。 中国の反日教育が江沢民政権の時代から始まったのは事実。 だが、現在45歳位の人たちは「南京大虐殺」を聞いた事も 教えられた事も、教師が涙ながらに芝居をする事もなかった。 1980年代の中国は日本と良い関係を持つという方向だった。 それは共産党政府によって誘導され社会の雰囲気も日本に 学ぼうという時代で、若者たちに反日感情はなかった。 トウ小平が日本へ来て新幹線に乗った時、座席に座って 中国は今まで何をやって来たんだと泣いた話は有名である。 (大虐殺記念館内は撮影厳禁なので注意を払うこと) 江沢民は日本が経済力で再び中国侵略を企てていると話した。 事実、中国の電化製品は日本製のものばかりが店頭に並んだ。 将来を恐れた江沢民は子供たちに反日感情を植え付け 反日デモで怒りの声をあげている若者たちに育てあげた。 江沢民の反日教育は、天安門事件で政府に向けられた国民の 感情を逸脱させ党の威信を取り戻すためだった。 日本の政府に対しいくら叩こうと外交的にも反抗しないので 日本は格好の対象になり歴史的にも憎しみを植えつけ易かった。 中国で国民を洗脳するのはごく簡単なことである。それは 国内のメディアをすべて掌握する中央宣伝部があるからである。 日本を弁護する情報は一切出さず、軍国主義が行なった犯罪を 強調し、国民の愛国主義を高める方針が伝達され徹底された。 (写真の文字は屠殺と書かれているが虐殺の中国語である)

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