Dog photography and Essay

2021/06/20(日)19:59

「枕草子(まくらのそうし)」を研鑽-352

エッセイ(1832)

「心がとても賢く色んな事を知って」 「Dog photography and Essay」では、 「愛犬もも」と清少納言のエッセイ枕草子の研鑽を公開してます。 七十歳近いのに子供が中将というのでは。 心がとても賢く、いろんなことを知っていたので、 この中将も若いけれど、とても評判がよく、思慮深く配慮が 行き届いているので、帝も時めいている人と思っていらっしゃった。 唐の帝が、この国の帝を何とか騙して奪おうと、よく知恵だめしで争い事を けしかけるので、帝は恐れていらしたが、ある時、艶々と丸く綺麗に 削った木の二尺ぐらいあるのを、これの根元と先は、どちらかと帝に 問うために献上したが、全くそれを知る方法がないので帝が困っている。 中将はお気の毒に思って、親の所に行き、これこれの事があるのですと言うと ただ流れの早い川に立ったまま木を横向きに投げ入れて、ひっくり返って 流れる方を先と記して送ればいいと教える。

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