Dog photography and Essay

2023/07/13(木)11:51

徒然草/百十一段の二/百十二段の一 囲碁・双六を好んで日を過ごす人

徒然草101から150(51)

「遠い国へ旅立つ人」 「Dog photography and Essay」では、 「愛犬もも」と「徒然草の101から150」の研鑽を公開してます。 百十一段の二 四重とは、殺人・姦淫・窃盗・詐欺の事で、五逆とは、父殺し・母殺し 解脱者(悟った者)殺し・仏法を破ること・僧侶殺しのことである。 囲碁・双六を好んで日を過ごす人は、四重・五逆の罪よりもひどい悪事を、 行っていると思うと、ある聖が申した事が耳に留まって、印象深い。 百十二段の一 明日にも遠い国へ旅立つ人に心を静かにしていられないような事を頼んだり、 言ったりする事があるだろうか。突然起こった大きな問題に取り組んむ人や ひたすら苦しく嘆いている人は、他人の言葉など聞き入れないし、他人の 憂いや喜びを気にすることもできない。 他人の憂いや喜びを気に掛けないからといって、どうして気に掛けないと 恨むような人もいないだろう。ならば、年齢を重ねた老人や病人、まして 遁世者(とんせいそう/世捨て人)は、明日、遠い国に旅立とうとしている者と 同じように生きるべきである。

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