Dog photography and Essay

2024/05/05(日)10:20

源氏物語〔桐壺1〕

紫式部と源氏物語(32)

源氏物語〔桐壺1〕 「Dog photography and Essay」では、 「愛犬もも」と「源氏物語1話桐壺」の研鑽を公開してます。 源氏物語は平安時代に紫式部が書いた長編小説で、長保三年(1001年)頃に書き始められ、正式な成立年は不明だが、時代を超えて愛され、文豪・川端康成も「古今を通じて、日本の最高の小説」と評している。正・続編の五十四帖からなり、正編はさらに二つに分かれ三部構成となっており、第一部は主人公である光源氏の誕生から、栄華を極めていくまでの約四十年が描かれている。 第二部はその後光源氏が亡くなるまでの晩年を描き、第三部では光源氏死後の子孫たちの模様が描かれている。「光源氏の誕生」の概要は、ある天皇の治世に、一人の更衣が帝の寵愛(ちょうあい)を受けていた桐壷の更衣(更衣とは、身分の名称で、帝の妃の中で1番低い位)だが、更衣の他の女性たちの嫉妬もあって病気がちになるが、天皇の寵愛はどんどん深くなる。 若宮が誕生すると、第一皇子の母・弘徽殿女御(こきでんのにょうご)はこの若宮が皇太子になるのではないかと疑った。桐壺帝は、源氏物語に登場する最初の天皇。光源氏の父桐壺帝の更衣(天皇が衣服を着替えるために設けられた便殿 (べんでん) を更衣と称したが、のちに傍に仕える女官をさすようになる )は頼る人もなく一人辛い思いをして光源氏3歳の時亡くなる。 これから時間のある限り源氏物語の研鑽をしていきたい。

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