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Dog photography and Essay

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マルリッキー@ Re:源氏物語〔24帖胡蝶3〕(04/25) New! こんばんは♪ 今日のももちゃんも、とって…

天楽００７@ Re:源氏物語〔24帖胡蝶3〕(04/25) New! こんばんは☆ ごみ処理場へ持ち込むごみ …

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2025.03.26

源氏物語〔22帖玉鬘3〕

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テーマ：フォトライフ(4957)

カテゴリ：紫式部と源氏物語

源氏物語〔22帖玉鬘3〕

「Dog photography and Essay」では、
「愛犬もも」と「源氏物語22帖玉鬘 (たまかずら) の研鑽」を公開してます。

父親が誰であるかは家族にも告げず、姫君を大事に育てていることに理由があると言い続け、突然の死を迎えた。家族は不安に思い、京へ出立する準備を急いだが、少弐には反感を抱いている者が多かったため、報復を恐れ、出発をためらい続けた。その間に月日が流れ、姫君は見事な美しさを備え、母親の夕顔以上の美しさを持つようになった。父親の血を引いたからか、気高い美しさを持ち、性格も優雅であった。少弐の家に美しい娘がいるという噂が広まり、地方の男たちが次々と結婚を申し込んだり、手紙を送ってきたりした。しかし、姫君はこれらの申し出を不快に感じ、誰一人としてその求婚に応じることはなかった。

容貌は普通で、少し身体に不具がある孫について、乳母は「結婚させずに、尼にして手元で育てるつもりだ」と周囲に言いふらしていた。人々が「少弐の孫は片輪だそうで、かわいそうに」と噂するのを聞くと、乳母はさらに心配して、「どうしても京へ連れて行って、お父様にお知らせしよう。小さい頃から大切に育てられていたから、今でも決して粗末に扱われることはないだろう」と語り、実現するよう神仏に願いをかけていた。その間に、姫君を含め、家族は地元の人々と縁組みを進める方向へと流れていったが、心の中では京を忘れることはできなかった。

姫君が成長するにつれ、運命を嘆くようになり、長い精進を重ねながら、年々美しさを増していった。二十歳を過ぎる頃には、姫君の美しさはまばゆいほどに完成され、その噂は周囲に広がり、地元の豪族たちは結婚を申し込むことを止めなかった。肥後に名を馳せた豪族、大夫の監がその話を聞きつけ、姫君に求婚しに来た。彼は武力もあり、田舎の豪族として力強い存在だったが、美しい女性を多く妻として迎えたいという欲望を持っていた。監は「どんな不具があっても我慢して妻にしたい」と申し出て、少弐家は恐怖を感じた。しかし、結婚を拒む気持ちが強かったため、家族の中で一人が断りを入れると、監は不安に駆られ、自ら肥前に赴き、姫君との結婚を強く求めるようになった。

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Last updated 2025.03.26 12:10:09
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