湖南省---鳳凰古城19
「獅子像は魔除けの習慣」 「中国写真ライフ」では、湖南省「鳳凰古城」の写真を公開しています。中国で雄雌の獅子像を門の前に安置している光景を見る。中国銀行の前や記念館や仏閣の前にも安置されている。そして、時には一般の大きな家の前にも安置されている。銀行や道教寺院によっては麒麟像や貔貅を見かける。日本で言うならば、いろいろな狛犬という感覚であろうか。元々インドで仏像などの守護のため、獅子像を魔除けの意味で、置く習慣が中国や東南アジアへ伝来し、やがて日本に伝来した。日本に伝来して文化で獅子像の姿も変化して行った。あたかも、インドや中国の仏像と日本の仏像の表情が違うような、感覚と理解しているが獅子は口を開け、狛犬は口を閉じている。鳳凰古城の路地で見掛けた獅子像も魔除けだが愛嬌があり、上下の雄雌の獅子像に比べ、凛々しい印象は受けない。